あひゃ~、またテロか。物騒な世の中になったのう。(´・ω・`)
「狙った相手が自民党の首相」「犯人は若い男」という類似点から、やっぱり安倍元首相襲撃の山上徹也の模倣犯なんじゃないかなぁって印象あるよね。(;´・ω・`)
ここで難しいのが、報道の取り扱い。
テロリストの動機や生い立ちを報道するのは、テロを美化して模倣犯を生み出すからやめるべきだ、という論調があるよね。
話は分かるんだけど、僕はこの理屈は微妙な所もあると思うんだよな。(´・ω・`)
比較対象として思い出すのは、秋葉原通り魔事件の加藤智大。社会的に孤立したキモオタが人生に絶望して死刑になるついでに大量殺人したった、というものだったが。
あの時も加藤智大を教祖のように信仰する人はネット上に沢山いて、その後に模倣犯も2,3人出たと記憶している。
- 加藤智大:報道OK。大人気ニュース
- 山上徹也:報道NG。模倣犯の発生を抑止するため
「この2人はどう違うのか?」ってのが僕が感じる疑問点なのよね。
二人の違いがあるとすれば、
- 加藤智大:無差別大量殺人
- 山上徹也:政治家を対象とした暗殺
- 加藤智大:ネットで神と崇められた
- 山上徹也:報道機関から英雄視するような論調が多かった
でも本質的に「話題性のある事件を起こした犯人の詳細が知れ渡るほど、共感して模倣犯となる人間が増える」ってのは変わらんでしょ?
加藤智大や宅間守は報道OKだけど、山上徹也やこの24歳の兄ちゃんは報道NGってのは、ちょっとまだ理屈の整理が不十分なんじゃなかろうか。
僕の考えとしては、両者は本質的に同じ、かつ、報道はOKじゃないかしら。
- 報道自体はOK
- それを美化するような論調を並べるのがおかしい
- 模倣犯が出るかどうかは報道機関が気にするものではない
人の噂に戸口は立てられないから、地上波での放送は禁止したとしても、結局はネットで情報が出回って意味無いっしょ。
報道封じは無理やって。「美化すんな!!」ってのが山上報道の本質じゃないかしら。
ま~、とにかく、社会的に孤立した男が「一丁事件でも起こしたろうか?」みたいな気分になる、その心情は察するが、実行するのはやめときや。
僕みたいにツイッターで「全宇宙を闇に包んでくれるわ!!(`・ω・´)」って言ってるくらいが適度な塩梅やって。(´・ω・`)