しかし、下町ボブスレー。
何度見ても日本社会の闇の縮図のようにしか見えんな。
これ「未経験者が新規分野にチャレンジする」って意味では、
バラエティ番組で芸人がどこぞの大会に出場するのと同じ。
この場合、芸人に求められるのは以下。
・番組として面白いこと
⇒その為には体を張って頑張って貰わなければならない。
だから芸人の場合は、「頑張ってる姿を見せてくれれば良い」という目標設定で進行する。
途中で放り出しさえしなければOKなんだよ。
対して、下町ボブスレーに求められたのは以下だった。
・日本の技術力を世界に発信する。
⇒その為には世界一のソリを作らなければならない。
⇒そのソリに乗ってオリンピックに出て貰わなければならない。
⇒可能であれば優勝さえして貰いたい。
と、明確な「数値目標」「必達目標」が存在していたんだろう。
でも、現実にはとてもそんな技術力なものは無かった。
実現不可能なのに「必達目標」だけは押しつけられちまったんだな。
芸人だったら頑張ってる映像が撮れればOKだったんだけど、
下町ボブスレーは「必達」「出来ないなんて許されない!!」で進行した。
結果がコレよ。
あちゃー。(´・ω・`)
- 2018年2月8日木曜日
ウズマスターの日々
http://bloggerspice.appspot.com/postimage/https://blog.uzumax.org/2018/06/blog-post_38.html
下町ボブスレー
下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会は5日、契約中のジャマイカチームが平昌五輪でそりを使用しなかった場合、ジャマイカボブスレー・スケルトン連盟に損害賠償請求の法的措置を取ることを表明。使わなかった場合の違約金として「そり1台あたりの開発費と輸送費の合計金額の4倍、6800万円」と規定があり、実際に使用が確認できなかった場合の話ではあるが......。
http://biz-journal.jp/gj/2018/02/post_5764.html
あちゃ~。やっちまったなぁ。(´・ω・`)
この「下町ボブスレー」ってネーミング、要するに下町ロケットみたいに「日本の中小町工場は世界の大企業に負けないだけ技術力を持っている!!」ってことを言いたい為のネーミングなんでしょ?
それが技術に負けちまったか。しかもボロ負け。。。
でも「オリンピックで使わなかったら違約金を払う」という部分は契約で縛っておいたあたり、大企業のような計算深さを感じさせられる。
とは言え、これは裁判になっても下町側が負ける事案のように見えるんだよなぁ。
要するに、契約上は、
・オリンピックで使わなかったら違約金を払う
とだけ書いてあって、品質や性能面については記載が無かったってことだと思うんだけど、
・(品質や性能面が最低基準を満たさなかったとしても)オリンピックで使わなかったら違約金を払う
なんて話が裁判で通るとは思えん。
書面にハッキリ書いてなくても、ベンダー側には「プロジェクト管理義務」ってものがあるからね。
契約は大事ではあるけど、「紙に書いてあること以外は一切考慮しない」って意味ではないから。
下町側は「義務は完璧に果たしている」ということを証明出来なければ裁判で負ける。
だから、下町側が義務を果たしているかどうかが裁判の争点になるだろうけど、
僕の所感としては、義務を果たせていないように見えるんだよなぁ。
「性能が劣っててオリンピックで勝てない」ってのは最低品質水準を下回っていると思う。
負けると分かってる裁判なんかやめて、潔く撤退した方がまだマシとは思うが。。。
まあ、スポンサーとかのシガラミで撤退出来ないんだろうけどね。
どこまでも金、金、金の日本の中小町工場って……。(´・ω・`)
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