D・N・ANGEL完結!!
って、忘れてしもうたわ。一体いつの話や?(´・ω・`)
確か、僕が高校生くらいの時に流行ってたのよ。
僕も絵柄が好きでね、熱心なファンだったはずなのだが、長い年月の間ですっかり忘れ去っておった。
僕が中学~高校の頃は、こういう中性的な絵柄が大ブームだったのよね。
中性的というのは、男であっても登場人物がみんな可愛い系の顔をしている、とでも言おうか。少年漫画と少女漫画の中間みたいな漫画が人気だった。
特にガンガンとかブレイドとか、スクエニ系のコミックがその路線を押していて、スターオーシャンセカンドストーリー、スパイラル、魔探偵ロキ、辺りが記憶に残っている。
D・N・ANGELが連載されている月間ASUKAも、少女漫画雑誌と銘打って入るけど、少女漫画の中では少年寄り。中間雑誌のポジションだと思う。
僕の私見であるが、昔は、少年漫画と少女漫画は明確に違うものだったのよ。しかし、徐々に少年漫画と少女漫画の境界線が曖昧な作風が散見されるようになっていった。
その歴史の転換点にあるのは、恐らくは幽遊白書であろう。あれは週刊少年ジャンプ連載で明らかに少年漫画であるが、絵柄は繊細で、登場人物も汗臭いキャラが少なく、男女両方から熱烈な支持があった。
ドラゴンボールみたいな力任せの漫画ではなく、知的要素が多いのも特徴。
スクエニの漫画が台頭するのはその数年後だから、幽遊白書でインスピレーションを得た作者が実社会で活躍するようになった結果ではなかろうか?
ともかく、D・N・ANGELは、そういった男女共用漫画の中における中堅的な存在として、アニオタ系の人間ならみんな知っている漫画だった。
「中堅」という言葉があれば当然「じゃあ、大将は何なの?」という言葉が出るだろうが、そりゃあもちろん「るろうに剣心」でしょ。
と、ここまで言えば、当時の世相を知らない若者にも何となくイメージ湧いてきたんじゃないかな?
当時はこういうジャンルの成長期だったのよ。
ともかく、D・N・ANGEL、および作者の杉崎ゆきる氏は、こういう時代の流れに適合した存在で、僕は熱烈なファンだった。
しかし、杉崎ゆきる氏は作品を未完結で放り投げる癖があって、同氏の女神候補生とか、一体どうなっとるんや?
称賛から憤怒まで、織り交ざって色々と感慨深い。
思い返せばキリが無いのう。(´;ω;`)
あの頃は僕も純粋な気持ちで漫画を楽しめていたな。
今はと言うと、仕事が忙しい……と言うよりは、選択肢が氾濫してて趣味が一つで定まらなくなるのよ。
漫画読むより酒飲んで寝る方が手軽に幸福であるという経験を持ってしまっている、とかね。
明確に、これだけは他よりも強い突出した自分の重要な趣味であると言えるのは、このブログの執筆だけよ。
知らず知らずのうちに漫画とかアニメとかの優先順位は大きく下がってしまった。
とりとめの無い話であったが、とにかくD・N・ANGELは20年前の僕のメインコンテンツであった。
それが今、完結するのであれば、ぜひ応援したい。
このブログを読んでる皆も興味を持って欲しいお。(´;ω;`)