ウズマスターの日々
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ウズマスターの日々
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ここ2年近くフリーランスで好きにやってきたが、どうやら来年は再就職することになりそうだ。(´・ω・`)
本当は法人とか作りたかったんだけど、すっかりロックオンされちゃってるからね。。。
就職する理由
ロックオン
一番の理由はこれ。同じ現場にもう2年もいる。来年は3年目に突入。おかしいやろ。(´・ω・`)
フリーランスってのは基本的に短期的な助っ人であり、僕も元々は半年くらいのサイクルで現場を移っていく想定でいたんだが。
実際は最初からず~っと同じ所にいる。しかも100%ズブズブのSES。こうなってくると正社員との違いが全く無いって言うか、現場って若い衆ばっかりだから、どっちが正社員かどうかも分からんような状況。
こうなってくると、物事の道理というものが意味不明になってくる。そろそろ正社員になったらないと筋が通らへんのや。
ちなみに就職先は社員数人のベンチャー企業ね。(´・ω・`)
禊
次に、前の会社。もう十分義理立てしたやろ。
「転職」は、他にもっと良い会社があるから引っ越しする行動でしょ?
「フリーランス化」は、自分でやるというニュアンスがあって、他の会社に浮気するわけではない。
フリーランス化の方が前職社長に義理立てするのに都合が良かったんや。
まあ、それも仲直りしてるし、前職社長も引退してしもうたし、もう十分やろ。
悪く思われることはあるまい。(´・ω・`)
消費税
次の理由は、税金対策……って言うか、フリーランスのメリット消滅。
今年の僕の売上は1000万円を超える。日本の税制上、売上1000万円未満の事業者は消費税を払わなくても良いけど、超えたら払わねばならなくなる。
このおかげで僕は年間100万円の消費税から逃れていたんだが、もう逃げられん。
年収100万円ダウンと同じや。(´×ω×`)
まあ、そこを法人化することで再び消費税逃れするのが本来の作戦だったんだが、細かいことは置いておこう。
ともかく、年収が1000万円を超えると特権が無くなるんや。萎えるわ。(´・ω・`)
健康保険
僕って今は前の会社の健康保険組合を延長しているんだけど、この健康保険組合費が年間43万円。
その延長期間が切れてしまうから、来年は国民健康保険に変わるんだけど、国民健康保険費用は99万円。
56万円も経費増や。これが痛い。フリーランスのデメリットの一つ。(´×ω×`)
でも、就職すれば関東ITなんたら組合とかに入れて、国民健康保険よりはマシな状態になるからね。フリーランスより会社員の方が優れている要素や。
長期的展望
次は上述みたいなセコい金銭対策ではなく真面目な長期展望だけど、僕って今は38歳だけど、50歳や60歳になったどうするんや? という重大な課題がある。
どう考えているかと言うと、僕は資格が激烈に強いのが特徴の一つじゃない? 現場の経験でやるタイプと言うよりは、学問的な体系化を得意としているタイプわけよ。
これを活かして、将来は論文の添削とか、論文の投稿、あるいはセミナーの講師とか、そういう方向を考えている。
次の就職先は、それとバッティングしないんだ。
むしろ相性が良いくらいかも。
ほら、例えばNTTとかだと、終身雇用の勢いで入ってくる人が多そうじゃない? でも50歳そこそこで役職定年とか言われて年収が激減してしまうそうな……。
僕はそういうのは嫌なわけよ。
僕が「50歳や60歳になる頃のキャリアは自分で考えますわ」みたいな志向、性格であることはみんな知ってるだよね。
次の就職先は社員数人のベンチャー企業だから、社員の50歳60歳のモデルなんかありゃしないし、これから作るのも厳しいだろう。
だから僕みたいに、そもそも自分で探しに行っちゃうタイプの方が望ましいはずなんだよね。
日本では解雇規制緩和について大きな論争があるけど、根がフリーランスの僕はその部分に拘っていないから、雇う側から見てノーリスクなのよ。
待遇
さて、みんなが知りたい、肝心の僕の待遇は?
まだ向こうに考えて貰っている最中だけど、基本的には単金連動制だろうな。
普通の会社の場合、給料が400万と決まったら、人事評価とかで昇給するまではずっとそのままでしょ?
単金連動制ってのは、SES単金が上がったら、翌月から給料も上がる。下がったら翌月から給料も下がる。
給料は単金×0.6とか、0.7とか、そういうルールになると思う。
この辺はフリーランスと同じだな。(´・ω・`)
Win-Win
こう考えると、Win-Winな関係が成り立っている感があるでしょ?
会社から見た場合のメリット
- ウズのロックオンを確定できる。
- ウズに「自社社員」という肩書を持たせられる。
- ウズの実力と性格を知っている。
ウズから見た場合のメリット
- 経理作業を会社に丸投げできる。
- 健康保険組合が優遇
- 会社や社員の性質を知っている。
大して変わらないもの
お互い、法的、制度的なメリットを得る事が狙いと言えようか。
元々が雇い主-個人事業主の関係で、実力等を知っているからね。
「雇ってみなきゃどうなるか分からん」という通常のリクルートとは違うって点が凄くメリットだよね。
なかなか、令和時代に適合したモデルタイプの挙動ではなかろうか。
来年も頑張らねばイカンな。(´・ω・`)