まだ2人日ほどしか調査していないが、概ね調査の方向性は見えてきたか。(´・ω・`)
まず、最近言われているAIはかなりバズワード化してしまっており、文脈に応じて何を差しているのかを聞き分ける解釈能力が無ければスタート出来ない、というのは前置きとして。
さて、僕の記憶だと数年前であるが、AI業界には「アナコンダ」というPythonのライブラリがある。
機械学習の為のライブラリだが、これは難解で、機械学習やAIの中でもかなり奥深い部分まで精通していることが求められるものだった。
僕もちょっとだけ触ってみたけど、ちょっと勉強コストを割くにはハードルが高いものだった。
技術者なら肌感覚で分かるのよ。「この分野はまだ先駆者が整地してくれるのを待つ段階かな」と。(;´^ω^`)
あの段階だと、技術者の中でもGoogleに勤務していても通用する、みたいな超絶エリートでなければ結果に結びつけるのは不可能だった。
平凡な技術者が興味本位でチャレンジしたところで、何となくネット情報を頼りに触って「勉強になった」「楽しかった」で終わり。1円にもならん。
そこから時間が経ち、現在。
「何とかならんことも無いレベル」まで整地されてきた感は確かにある。
各種クラウドサービスで、最初からトレーニング済のAIが提供されており、勉強材料となるデータさえ投入して貰えれば、後は何とか……。
そういうレベル。
もっと、「そもそもの部分」から始めねばならなかったアナコンダ時代と比べると、かなりハードルが下がった。
しかし、それでも難しいな。
クラウドサービスもまだまだ洗練されていないね。
「こういうことやりたいんだ!!」ってのはハッキリしていても、あっちで権限を付与し、こっちでパラメータを設定し、エージェントを入れて、ナレッジベース……。
小難しい。
ネット情報も少なく、難解な公式ドキュメントを読み解かないとコンソール画面の操作も儘ならない。
まだまだ、「お手軽にAIを使う」みたいな段階には程遠いが、それでも地道に情報を調べていけるような技術者なら、現実的な工数でサービスを構築することも可能な程度に軟化はしているか。
「教えて貰わなきゃ無理な若手では無理だが、自力で未知領域も調査可能なリーダー格なら可能」くらいの難易度、というのが現在の感想。
ノリで適当にポチポチ触ってみて何となく感覚が慣れた感は出てきた。
次は長~い公式トレーニング動画を観るか。
長いんだよな~。知りたい所だけ教えてくれる手順書があると良いんだけど、そこまで業界が洗練されていない。
AIって言うとクールなイメージあるけど、実際必要なのは泥臭い作業と根気強さって感じがする。
割とベテラン向けの仕事かもしれん。若手が気軽に手を出すにはメンタル面のハードルが高い。(´・ω・`)