ウズマスターの日々
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ウズマスターの日々
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oh、やりおるのか。(;´・ω・`)
僕が北斗の拳が好きなのは中学高校では有名で、北斗神拳を真似して指を骨折したあの頃が懐かしい。(´・ω・`)
しかし再アニメ化とは、荷が重いことを決心したな。(;´・ω・`)
北斗の拳は他とは違うんだよね。
るろうに剣心が今、再アニメ化して放送中。少し前はジョジョもやってた。
でも同じジャンプの人気漫画でも、北斗の拳は全く違う。個性が唯一無二過ぎる。簡単にはアニメ化出来ないレジェンドだ。全然違う。(;´・ω・`)
北斗の拳の難しさはいくつかあるが、まず人体の爆発描写。
敵が派手に爆死してナンボの漫画なのよ。これをアニメでどう表現するか?
旧作ではセル画を物理的に捻じ曲げて作ったと聞いたが、デジタル作画の昨今ではそんなこと出来ないし、それ以前に残虐描写ということで表現に規制が入っては元も子もない。
毎回毎回、人間を派手に爆死させておいて、かつ残虐にしないでおきつつ、いい感じに納得感も必要。どうやって実現するかは素人の僕にはサッパリ分からない。
次に、ストーリー。ハッキリ言って矛盾だらけなのよ。(;´^ω^`)
昔のジャンプ漫画に多かったんだけど、連載開始段階では全2巻分くらいしか構想を練ってなくて、人気出て連載延長が決定したら続きを考えるのよ。
だから振り返って考えると「もっとこうしておけば良かったのに!!」という点が出て来るから、旧作アニメでは原作とは違うストーリーが展開された。
原作ではシンは最初のボスであり、2巻でシンを倒して一旦〆た。旧作アニメではカーネルとかはシンの手下という位置付けに改編して、シンは第一シーズンの大ボスという扱いになった。
つまり、原作ストーリーそのままのアニメ化は難があって、許容範囲内でのストーリー改変ありきでアニメ化すると予想する。
でも北斗の拳はパチンコやらスピンオフやらで設定が沢山増えているから、それらをどう取捨選択してストーリーを構築するか。
矛盾承知でそのままアニメ化するなんてダメダメ。それは馬鹿のやること。
つまり、普通は原作と同じストーリーを忠実にアニメ化するものなんだけど、北斗の拳は敢えて改変を差し込んでいく必要があり、かつそれが秀逸でなければファンが納得するものにはならない。
これが難しい。
後は……、声優か。
神谷明を筆頭に旧作アニメは声優が伝説的だった。
新作アニメはどうやってもそれと比較されることになるから、「あたたた、の声はやっぱり神谷明の方が上だよね」みたいな評価になっちゃうとケチが付く。
無難に着地させるのは可能だろうが、神谷明を超えに行くのは至難ではないか?
と言うわけで、北斗の拳は単純にアニメ化すれば良いってもんじゃないのよ。
原作を参考にしつつも、ゼロベースで創造力を発揮出来るような人に主導して貰ってナンボ、でも原作無視の逸脱はNG、みたいな絶妙感が必須。
これは難しい仕事だと思うな。(;´・ω・`)
でも北斗の拳のファンとしてはアニメはちゃんと見て応援したい。(´・ω・`)