• 2023年6月19日月曜日
ウズマスターの日々
ウズマスターの日々 https://blog.uzumax.org/2023/06/blog-post_19.html

技術士模擬試験:波及効果

 今年も凝りもせずにチャレンジ。技術士3回目の挑戦。去年はせっかく論文試験は合格したのに、口頭試験で不合格になってしまったでのう。辛い人生や。(´・ω・`)

と言っても、そんなに毎年毎年勉強することなんか無いんだよ。一年で世の中がガラッと変わるわけではあるまい。

最初の年にセミナーを受講して考え方や理屈を教えて貰い、2年目ではAAAで合格した。基本的な部分はもう身に付いている。

が、1年に1度の試験だと覚えたことも忘れてしまっているから、模擬試験は受けて勘を取り戻すようにしている。

が、今年の模擬試験は毛並みが違ったな。(;´・ω・`)

(3)すべての解決策を実行した上で生じる波及効果と、新たな懸案事項への対応策を示せ。

え? こんな問題過去にあったかしら? 困るんよ。基本的には過去問と同じ考え方を流用して論文を書くんだから。

(3)(2)で提示した解決策に共通して新たに生じうるリスクとそれへの対策について述べよ。

こっちなら書けるんだけど。


  • 解決策を実行して生じる波及効果と、新たな懸念事項への対応
  • 解決策を実行して生じるリスクと、その対策

同じやろ。何を言うとるんや。(´・ω・`)


まあ、何となくニュアンスが違うのは感じるけど、模擬試験のその場で急に考えて対応というのは厳しいものがある。

後で調べたんだけど、この「波及効果」ってのは最近出現したタイプの問題で、僕のようなIT部門だと、要するにこうだ。

まず、僕が長年トレーニングしている「解決策を実行して生じるリスクと、その対策」だったら、以下のように書けばOK。


解決策を実行して生じるリスクと、その対策

解決策として記述した分散処理は、規模に拡大に伴ってコストが増大することがリスクである。その対策を以下に記述する。


では、「解決策を実行して生じる波及効果と、新たな懸念事項への対応」と聞かれたらどうすりゃいいのか?
考えた結果、恐らくはこれで行ける。

解決策を実行して生じる波及効果と、新たな懸念事項への対応

解決策として記述した分散処理は(本来の意図であるスループット向上以外の)波及効果として、稼働率が高まる面も期待出来る。分散処理はサーバの多重化であり、障害発生時に縮退運転出来るからである。
しかし、サーバ多重化に伴いコストも増大することは懸念事項だ。そこでコスト削減策を以下に記述する。


どや!!
要領は同じでしょ? どっちであっても「コスト増大が問題だ」に落とす。論調の大筋は同じなのよ。
ただ、問題文に沿うように少しばかり微調整できるかどうか、だ。


となってくると、これはもう語彙力、文章力、読解力の問題よね。(´・ω・`)


この辺が「勘」に相当する部分で、題意をキチンと読み取らないとマズいのよね。

この辺が、今回模擬試験を受けたことでまた戻って来た感じかな。

後は試験日までに過去の思い出しを頑張って集中力を高めて行きたい。(´・ω・`)

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