第一話からの続き。生まれたことにビックリして息が止まった二世は小児科病棟に叩き込まれた。そしてハニーの消息は如何に。(;´・ω・`)
消息不明
何やねん!!
と言うのも、赤子の担当は小児科、母体の担当は産婦人科だから、生まれた瞬間から母子は生き別れとる。カムカムエブリバティかよ!!
ベビーを連れて行くこの先生は小児科の先生なんだな。
とにかく待つしか無いみたいだから、そのまま待機する。
消息情報
ロビーに戻って待つこと30分。
(*^-^*)「ウズマスさ~ん」
(;´・ω・`)「は、はい」
産婦人科の先生の先生がやってきた。
(;´・ω・`)「そ、それで、ハニーは」
(*^-^*)「はい。実は大きめの血管が切れてしまったみたいで」
ヽ(*`Д´)ノゴルァ!!
出血多量!! 直球の母体死亡コースやないか!!
(*^-^*)「このあと輸血したり鉄分補給したりしますね」
(;´・ω・`)「お願いします」
まあ、今の医学は進歩しているから何とかなるだろう。
しかしウチのハニーは一年中鉄分不足しているような女だ。出血多量からの輸血、鉄分補給は中々のハードコースである。普通の人が輸血されるのより相対的に負担が大きいと思われるのが気になるところだが……。
ハニー発見
更に30分待って12:00。
(*^-^*)「ウズマスさ~ん」
(;´・ω・`)「はいはいはいはい!!」
ようやく来たか!!
ハニー、生きてるか!!
って行った先は、またしても廊下!!
だからここは部屋と部屋を移動する途中だろ!!
雑談なんてどうでもいいんじゃ、早く行って治療しろ!!
としか思えんのだけど、何か止まってるからとりあえず話かける。
(;´・ω・`)「い、生きてる?」
(´-ω-)「ふにゃ」
寝ぼけとるな。まあ、疲れているのはそりゃそうだが。
(;´・ω・`)「とりあえずお義父さんとお義母さんに連絡するね」
(´-ω-)「ふにゃ」
まずは義理の両親に生存報告をして、それから……
(;´・ω・`)「……」
(´-ω-)「……」
続かない。
いや、あのね、ここは廊下だからね!!
廊下ってのは公衆の場なわけよ。個室で二人きりなら他に話もあろうが、廊下のど真ん中、周囲に医者を待たせた状態で話なんか出来んやろ。(´・ω・`)
僕達がここで立ち止まってたら後から来る人が通行出来んやないか。
(;´・ω・`)「じ、じゃあ、続きはスマホで」
(´-ω-)「は~い」
と言うわけで、特にコレと言って何ってことも無くハニーも産婦人科病棟に叩き込まれた。
(;´・ω・`)
いや、何かね、もうちょっとお膳立てみたいなものがあると思ってたんだけどね。(;´・ω・`)
こんな感じだと思って心の準備をしていたんだけど、実際は。
人間処理工場と言うか。(;´・ω・`)
ともかくハニーもジュニアもラインに載せられて送致されてしまった。
新型コロナ対応で面会謝絶だから、もう退院まで二人に会うことは無い。
ちゃんと生きて出てくるのだろうか。
続く
2 件のコメント:
なんと!!!
2世誕生おめでとうございます!!
結婚してから何年も経っている今まで、お子さんがいないようでしたので
子供が出来ないのか、あえて作らないのか・・・と勝手に思っておりましたが、ともかくおめでとうございます!!
もっと早く作りたかったんだけど、色々苦労してのう。
何とか実を結んで良かったわい。(´・ω・`)
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