引き続き業務改善。本日は自動化祭りや。(´・ω・`)
モジュールのコンパイルなんだが、今までは担当の若い衆が毎回自分のパソコンでやってたんだよな。
無論、コンパイルはバグ修正してリリースする度に発生するから、1日に何度も行う。
それを全部手作業でコチョコチョやるのがかなりの負荷になっていると見受けられたから、自動化を構築してやった。
まず、コンパイルはそいつのパソコンじゃなくって、サーバで行う。
パソコンだったらEclipseの機能で簡単にコンパイル出来るが、サーバだとコマンドラインを打つために色々インストールしなきゃいけないから、ちょっとハードルがあるんだよな。
次に、コンパイルのコマンドを一発で打ってくれるシェルを作り、更にそれを自動実行してくれるマクロを作った。
- 共通環境
- シェル
- マクロ
の三段構えの構成だが、これで1日1時間くらいの時間短縮になるだろう。
まあまあの改善効果ではないか。
同じ環境でコンパイルするってのは品質担保という面でも良いしね。
しかしこれ、若い衆が自分でやれって話でもあるんだよな。(´・ω・`)
本人がプログラマーなんだから。自分用の便利ツールくらい作るもんやろ。
しかし、様子を伺うと、確かにキツいのかも。
上述の一連の構築、僕だったら僕一人で全部行えるけど、若い衆は基本、Javaは書けてもシェルやマクロやLinuxなど、本職ではない部分まで守備範囲を広げていない。
有識者であれば時間と時間の合間に完了出来る作業でも、若い衆だとまず参考書を買ってくる所からスタートになってしまう。
ハードルが高いから、効率化可能な機械的雑用だとは気付いていても、とてもではないが腰を上げる気持ちにならないのであろう。
ちょっとしたマクロを作るだけであっても、二週間は見積もる必要がある。
確かに、やる気がしねえ。って言うか、無理。
本来の仕事はそれはそれであるんだから、それと二刀流で二週間もこんなことやるなんて無理。やっとれん。
結局、仕事が遅いから本来可能なことでも不可能になってしまう。
パパッとやれば後は楽チンと分かっていても、そのパパッとやる能力が無い。
腰を据えてじっくり取り組めば可能なのだろうが、そんな時間や労力は捻出出来ない。
だから結局は何も出来ない。
この辺りの絶対的な技術力の不足が、結果として万事に影響してくるんだよな。
そんな大したことじゃない、雑用みたいなショボい話でも色々おかしくなる。
例えば、溜まったログファイルを移動させるだけでも、僕だったら日次自動処理をセットアップするところ、自動処理を構築する能力が無ければは毎日律義に手動で移動させざるを得なくなる。
そんなことが2つ3つ重なったら午前中が終わってしまう。
くだらない雑用であっても差が出てくる。
今回のように僕が直接介入すれば改善することは可能なんだけど、根本的には本人が自分で自分の作業を効率UPするノウハウを身に着けて貰わないと、永続的な解決にはならんのだよな。
けど、今日明日で解決するような話でもないっしょ。
人材育成は難しいわい。(´・ω・`)
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