やっぱり病気を触れるのはマズかったか。(;´・ω・`)
総理といえども「働く人」。健康を理由とした辞職は当然の権利。回復をお祈り致します。— 石垣のりこ (@norinotes) August 28, 2020
が、「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」を総理総裁に担ぎ続けてきた自民党の「選任責任」は厳しく問われるべきです。その責任を問い政治空白を生じさせないためにも早期の国会開会を求めます
「病気の人に重要なポジションは任せられないよね?」って、正論でも何でもない。
健康な人には想像がつかないほど恐ろしくデンジャラスな話なのよね。(´・ω・`)
未来が断たれる
この問題ね、「世の中には病気と闘いながら働いている人も沢山いるのに!!」とか、その程度の安易な話じゃ到底無いのよ。病気が知られたら自分の命運が断たれる、くらいの勢いで恐れている人が大勢いる。
例えば、鬱病だ。
僕もIT業界の職業柄、鬱病で会社を休み、そのまま消えていった人を何人も見ている。
では、何故そのまま消えてしまうのか?
休職して鬱病が治ったらまた会社に戻ってこれば良いじゃない?
違うんだよなぁ。
何故かっていうと、鬱病の実績はキャリア上の明らかな汚点である。
従って、「会社に鬱病の実績を知られている以上、最早この会社では出世を望めない」と、それくらいの勢いで将来を悲観する。
だから転職するんだ。
そして転職する際に、鬱病が真相であることは断固として秘密にする。口が裂けても面接でそんなことをカミングアウトすることは無い。
そして一生鬱病の過去については口を閉ざして生きていくんだ。
病気の実績は、その人のトップシークレット中のトップシークレットである。
酒の勢いで話題に出すことすら許されんレベル。
何故か?
もし他人に知られたら「あの人は過去に鬱病の履歴がある。ってことは、ストレスに弱そうだから大事な仕事は任せられないな」となって、出世の命運が断たれるからである。
病気というのは一事が万事、全てがそう。禁忌中の禁忌なのよ。
「心の風邪」程度の扱いである鬱病ですらこうなんだ。
難病指定である安倍首相の潰瘍性大腸炎なんて何をいわんや。
何でも、安倍首相は10代の頃に罹患し、以後ずっと付き合っているそうだ。
そして潰瘍性大腸炎の患者数は、日本で15万人。
永久に治らん難病。
この15万人の人々は、
「あの人は安倍首相と同じ潰瘍性大腸炎だ。いずれ急に体調を壊して働けなくなるかもしれないな。ならば早めにリストラしておこう」
みたいな扱いを受けることを極度に恐れて今日も隠れ生きている。
潰瘍性大腸炎、鬱病、その他様々な病気。全部合わせたら何百万人いるか分からん。
それほど大勢の人が禁忌中の禁忌として口を閉ざして生きているのに、
( ゚Д゚)「病気の人に重職を任せられないなんて当たり前っしょ」
なんて事を正論ぶってポロッと言ってしまうなんて、1人で武器を持った100万の軍勢に殴りかかるよりも命を知らぬ愚行だ。
冗談抜きでぶっ殺されるレベル。
諸君らはこんなこと絶対言ったらアカンで。人生最大レベルに恨みを買って、口封じに後ろから刺殺されるでな。(´・ω・`)
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