病気にならないよう日々健康には気を付けてるつもりだったんだけど、まさか「痔」なんてのは全然考えてなかったなぁ。
しかし、考え方次第では、これもまた天命ではないか?
このブログを読んでいる読者諸君の多くは痔なんて経験してないでしょ?
また、飲み会とかで「痔ってどうなるんですか?」なんて聞けはしまい。
ならば、このウズマスター様が、天に代わってその経験をレポートしよう。
ウズマス肛門クリニック、開業~。(`・ω・´)
発覚
症状に気付いたのはつい昨日のことである。お風呂に入ろうと思ってザバーッと股間を洗おうとしたら、肛門にプニプニがあるの。
プニプニ。プニプニ……。何だこれ。(;´・ω・`)
プニプニとした突起物が肛門から生えてきている。
直感的に思ったのは、
ディグダ
ぎゃーーーーーーーーーーーッッッッッッ!!
僕のお尻からディグダが生えてきた!!
何てこった。まさかリアルポケモンマスターになってしまうとは。(´・ω・`)
指で触るとピリピリと痛い。
もしかして昼間に●●●した時に大腸が飛び出してしまったのでは!?(;´・ω・`)
ともかく、明らかな異常であるのは確かだから、病院に行くことにした。
病院
しかし、病院に行くにしても、どこに行けば良いんだ?肛門科っていう診療科目があるのは知っているけど、歯医者と小児病院に並んで「ウズマス肛門クリニック」なんてものが建ってるわけじゃないでしょ?
どこに行きゃいいの?
まあ、最近はインターネットという便利なものがあるから「肛門科」で検索したところ、すぐ近くの内科が出てきた。
ここ、僕がインフルエンザを罹患した時に行った内科じゃねえか。
- 内科, 外科, 胃腸科, 肛門科, リハビリテーション科
全部対応している。実に都合の良い病院である。助かった。(´・ω・`)
診療
そして翌日、朝一で僕は地元の病院に行った。この時期はインフルエンザとかも流行っているのか? 患者でごったがえしている大人気の病院で1時間30分くらい待った果てにようやく先生に診てもらうことが出来た。
問診
( ゚Д゚)「それで、どんな症状なのかね?」(´・ω・`)「はい。自分では痔なのではないかと思っているのですが、お尻にプクプクが出来てしまいまして」
( ゚Д゚)「いつ気付いたの?」
(´・ω・`)「昨日の夜。風呂場にて」
( ゚Д゚)「痛みはある?」
(´・ω・`)「痛いと言うほど痛くはありません。ピリピリという程度。痒いに近いです」
ここで重要なキーワードは「痛み」である。
後述するが、痔ってのは痛いかどうかが問題になる病気だ。
( ゚Д゚)「分かりました。じゃあ、ちょっと見せて貰いましょうか」
そして僕は肛門を人様に晒すことに。(;´・ω・`)
脱衣
( ゚Д゚)「じゃあ、ズボンを脱いでベッドに横になって下さい」(;´・ω・`)「分かりました!!」
ズルズル!!
( ゚Д゚)「ちょっと待って!! カーテン閉めるから!!」
(;´・ω・`)「すいません!!」
一つ勉強になった。
病院で服を脱げと言われたからと言って、即刻パンツを下ろしてはならん。
看護婦さんが来て、ベッドの周りをカーテンを囲うとか、そういう準備があるから。
僕は仕事ではキビキビと行動する主義だが、病院ではゆっくり行動するべきである。
触診
いよいよ準備完了。ズボンを脱いで、看護婦さんの指示に従う。(*´ω`*)「は~い。じゃあ、ベッドに横になって下さい」
(;´・ω・`)「はい。うつぶせで良いですか?」
(*´ω`*)「いえ、横になって、膝を抱えてください」
(;´・ω・`)「はい」
この態勢!!
これが痔の診察の姿勢である!!
( ゚Д゚)「じゃあ、始めますね」
ズブズブ!!
(;´・ω・`)「痛たたたたたたたた!?」
( ゚Д゚)「ちょっと触りますね」
馬鹿野郎!! 事後報告するな!!
しかも指を肛門に突っ込むことを触るとは言わないでしょ。
日本語間違ってるから!!
グリグリグリグリグリグリグリグリ!!
(;´・ω・`)「痛たたたたたたたた!?」
( ゚Д゚)「力を抜いてください」
いやいや!!
何でこんなグリグリグリグリするの!?
目で見れば状況なんて分かるだろう。何で指を突っ込んでグリグリするのか?
とりあえずそこで一端指を抜いて貰うんだけど、
(;´・ω・`)「熱ちちちちち!! な、何か熱いんですけど!?」
( ゚Д゚)「今ゼリーを入れたからね」
事後報告するな!!
後ろからお尻に謎のゼリーを塗り込まれてしまった!!
そして、もう一回グリグリ。
(;´・ω・`)「痛たたたたたたたた!?」
( ゚Д゚)「次は機械を入れますからね」
(;´・ω・`)「ひぃっ!?」
あのグリグリは機械を入れる為の前準備だったのだろうか?
次に僕は謎の機械をお尻に入れられてしまい……。
( ゚Д゚)「はい、終わり」
(;´・ω・`)「えっ?」
機械はすぐ終わった。
えっ?
機械って「内視鏡」のことじゃないの?
内視鏡で中を見たら、その映像は患者にも見せるものだと思ってたんだけど、先生が一人で見て納得しただけで終わった。
一体何を診たのか。最後まで僕には分からなかった。
診断結果
( ゚Д゚)「やっぱり痔だねぇ」(;´・ω・`)「そうですか」
( ゚Д゚)「お尻の外の部分に血栓が出来てる」
(;´・ω・`)「はぁ」
ここで、先生の説明を掻い摘んで説明しよう。
痔とは何か?
まずそもそも、痔なんてのはみんななってるものだそうだ。例えば、「今日の●●●はちょっと硬かったからまだお尻が痛いなぁ」程度の経験は誰にでもあるでしょ?
それは既に「痔」である。
問題はその程度だ。
ちょっと痛い程度ならば何の問題も無いが、痛くて日常生活に支障があるなら治療が必要になる。
そして僕の場合は、「痒い程度なら放っておけば良いのではないか?」程度の話であった。
外痔核と原因
痔にもいくつか種類があるが、僕が罹患してしまったのは「外痔核」と言うらしい。別名は「いぼ痔」である。核の正体は内出血だ。
●●●をする時に力を入れ過ぎると、肛門の毛細血管が切れる。それが内出血を起こし、腫れてプクプクになってしまった。
それが外痔核である。
放っておけばそのうち治る。
大腸が外に飛び出てしまったわけではないんだ。良かった。
もし痛くて日常生活に支障が出るなら痛み止めを支給するけど、僕はそれほど重度ではないから、放っておけば良いでしょ、となった。
結局、
こういうことすると出血して痔になるからやめろ。
それだけの話であった。
薬
内出血に過ぎないから気にせず放っておくしか無いんだけど、それでも一応、先生が薬を出してくれた。ヘモポリゾン軟膏。
炎症止めの薬の座薬だ。
夜、寝る前にプチュっとしなさい、とのことだった。
2週間分支給された。
これで一連の痔の診察は終わり。
治療費は診察費と薬代、合わせて2500円くらいだった。
終わりに
以上で僕からのレポートは終了である。如何であっただろうか?
今回、痔になってしまったのは全く災難であるが、貴重な経験が出来たという見方もある。
このレポートを読んだ読者の皆様も「へぇ、痔ってそうなるんだ」と、痔に関する知識を得て頂き、いつかどこかで役に立つ時が訪れれば、レポートを書いた僕としても光栄である。
大事なのは、違和感があったら早めに病院に行くことだろうな。
最初は軽症でも、放っておくと重症化するかもしれないから。
ここで一句。
ディグダでも
そのうち進化
ダグトリオ
以上
2 件のコメント:
今回は名文ですね!セルの画像で今年初めて声を出して笑いました。
IT業界のダグトリオとならないことを祈るばかりです。
痔という悲劇。
せめてウケくらい取っておきたかった。(´・ω・`)
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