• 2019年12月13日金曜日
ウズマスターの日々
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忘年会スルー

毎年この時期になると忘年会の是非が話題になるよね。
しかし何度聞いても、僕には問題の趣旨が意味不明な話題なんだよなぁ。(´・ω・`)

“忘年会スルー”ってなに?
師走に入り、忘年会シーズン真っ盛り。でも毎日飲み会続きで胃腸がつらい…というのは、もう過去の話かもしれません。日本のお父さんたちが大切にしてきた“飲みニケーション”が、若手になかなか受け入れられなくなる中、忘年会の姿も変わりつつあるようです。皆さんの会社は、忘年会する?それともスルー?

会社負担

まず意味不明なのがこれ。会社負担。

この会社では、お互いのフロアの真ん中にバーカウンターを配置。仕事が終わった後で、酒を飲みながら交流できるようにし、月に1回、1人1400円まで会社が費用を負担します。また、3か月に1回開かれる会社全体の飲み会は、1人4000円まで補助されるということです。

は?

何かまるで会社に酒を奢って貰ったかのような言い回しじゃない?
何言ってるんだろ???

だってさ、例えば会社が年間100万円の飲み会補助を支出しているとするでしょ?
その金は会社の財布から出る。
ってことは、会社は別の所を100万円を節約しているってことでしょ?

どこを節約しているのよ?

例えばね、

(´・ω・`)「我が社では役員報酬を本来の金額から100万円低い値にすることで、飲み会補助費を捻出しているよ」

とかだったら、確かに奢って貰えてありがたい話だ。
でも、

(`・ω・´)「飲み会補助費が会社の会計を圧迫しているから、社員の賞与を0.01ヵ月分少なくする!!」

とかだったら、それは自分で金出しているのと変わらんでしょ?

「会社が経費を支出したら、その経費の帳尻はどこで調整されているのか?」

ってのをちゃんと確認しているのか?

「もし会社飲み会が無かったら、賞与が1万円くらい増えていたのかも?」

みたいな可能性を考えているのか?
考えてないだろ。

これが正に経営者目線というもので、「会社が補助金を出す!!」と言えば、「会社が金出してくれた。ラッキー」と、経営者目線の無い社員をコロッと騙せる

会社の会計と社員に賞与は道連れの関係にあるというということを理解していない。
実に愚かな話である。

ハードル

20代の女子社員は、「前の会社では飲み会に参加しないタイプだったんですけれど、社内で開かれているので仕事終わりでも来やすいです。自分で4000円、5000円払って上司の話を聞かなくちゃいけないというのは、すごいハードルが高いんですけれど、お金も出るし、ごはんを食べられる感覚で来られるのは大きいです」と話していました。

これもまた意味が分からない話なんだけど、

  • 元々そのうち会社を辞めるつもりでいた。
  • 上司の話を聞くのも嫌だった。
  • だから飲み会にも参加しなかった。

要するに、会社が嫌で嫌でたまらないから飲み会にも行かなかったってだけの話ちゃうんか?

酒とかアルハラとかランチ忘年会とか、御託を並べる前に、まず


「あなた、自分の会社が嫌いですよね?」


って部分を正してからでないと話が始まらんでしょ。

その上で、


(´・ω・`)「いやぁ。本当は飲み会にも参加して交流を深めて行きたいんですけど、ウチは子供が小さいんで。ランチだったら参加出来るんですけどねぇ」


みたいな人がいるようだったら、ランチ忘年会を企画することも考える必要があるだろう。

でも、

  • 俺は会社が嫌いだ!! 上司も嫌いだ!!
  • 自分は余り会社と深く関わらない生き方をしようと思っている。
  • そのうち辞めるつもりでいる。
  • だから飲み会にも出ない!!
  • (でも、ランチだったらタダ飯の為に出ても良いかも)
  • (態度を変えるつもりは無いけど)

これって全然違う話だと思うんだよね。

  • 家庭の事情や酒の弱さ、アレルギー等で飲み会への参加が厳しい。
  • そもそも交流とかしたくない。興味が無い。

この2つがゴッチャになっちゃってると思うのよ。

僕の読みでは、恐らくは忘年会反対派の大半は後者。
会社が嫌いで嫌いでたまらない人が、(正直にそうとは言えず、アルコールの問題であるという建前にして、嫌いな会社への接点を減らそう画策している。

嘘混じりで議論しているから意味が分からない。

忘年会を開催するにせよ、廃止するにせよ、世の中の会社はまず真実と向き合ってから検討して貰いたいものだ。(´・ω・`)

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