入るかどうか
まず、サラリーマンは強制的に厚生年金に入らされているから悩む余地なんか無いんだけど、フリーランスになると国民年金基金に入るかどうかを自分で決めることになる。
当然、僕は「入りたくねぇ!!」って思ってた。
だってあれ、破綻しそうじゃないか。
元本割れするのはほぼ確実で、聞けば僕の世代はマイナス何千万だとか。
だったら年金なんかしらばっくれて自分で貯金した方がマシだな。
という風に思ってたんだけど、真面目に考えると、やっぱ年金って入った方が良いかなって気がしてきた。
何故かって言うと、長生きしちゃう可能性があるから。
勉強した僕の結論としては、年金って「長生き保険」なんだな。
長生き保険
「保険」って考えると年金ってまだまだ意味があるんだよな。
僕は自動車は持ってないんだけど、世の中には「自動車保険」ってあるでしょ?
事故ったら保険会社が代わりに払ってくれるヤツ。
あれを指して、
「事故らなかったら損じゃないか!!」
なんて話はしないよね?
あれはあくまで万が一に事故っちゃった場合の備える保険であって、普通の人はむしろ払って損している。
たまたま事故っちゃった人だけが入っておいてセーフなものだ。
年金もこれと同じで、70歳や80歳で死ぬような普通の人は損するんだけど、それ以上生き残っちゃうようなケースに備えたもの、と考えると筋が通る。
「長生き=事故」と言うのは酷い話だが、実際経済的にはそうでしょ?
ハニー対策
そう考えると、結局年金を払うかどうかの本質は「果たして自分はそこまで長生きするかどうか?」だよね。早死にする覚悟がある人は払わなくて良いだろう。
だが、僕の場合はハニーがいるからな。
年金ってのは不公平なもので、結婚して扶養家族になっていると、一人分の年金で二人分をカバー出来るのよ。
だから僕は早死にするかもしれないけど、ハニーが長生きしちゃったらどうするよ?
僕は独身の頃は「金が無くなったら死ねば良い」くらいに思っていたけど、結婚した今、ハニーがいる身としてはそんなこと言っていられない。
ハニー対策として年金は絶対に必要なものだと理解した。
ちゃんと年金に入っておけば、ハニーが100歳まで長生きしても何とかなるぞ。
これが僕の責任の果たし方だ。
逆に、ハニーがいない人。
つまり独身男性だったとしたら……、入らん方がええんちゃうか?
「扶養家族」って概念がある時点で独身男性は僕の2倍損しているわけよ。
僕が独身だったら絶対入らんわ、こんなの。
ましてやサラリーマンで独身のヤツなんて、僕の2倍損していると知ってて強制的に払われてるわけで……、アホやろ。(´・ω・`)
要するに、この世は結婚している人間の方が偉いようになっとるんや。
まあ、これは自分の為ではなくハニーの為や。
独身のみんなにはスマンな。(´・ω・`)
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