• 2016年7月10日日曜日
ウズマスターの日々
ウズマスターの日々 https://blog.uzumax.org/2016/07/blog-post_10.html

社員旅行

社員旅行で熱海に行ってきたわ。(´・ω・`)

社員旅行って聞くと、昔は昭和的で前時代的で面倒で余り良い印象は持っていなかったけど、
最近はそうでもなくなってきたな。

まず第一に、単純に組織における立場が向上している。
そりゃ同じ会社内でも下っ端はコキ使われるだけの一方、中堅ポジションは負担が減るでしょ?

もちろん僕だって何もしないわけではなく、若手が大変そうだったら手伝ったりするけど、
若手が「若手だから」という義務でやらされているのに対し、僕は「善意」で行う権利を有している。
同じ労働作業でもこの違いは非常に大きい。
「やらされている」という感覚を持ってしまうと全てが苦痛になる。
これを解消出来るかどうかが社会を生きる上での一つのポイントだな。

次に、僕自身も肩書きだけではなく精神に余裕が生まれた気がするな。

例えば、社員旅行中の食事や飲み会の時、必ず社長の席の周辺が空白になるのよ。
社長の隣とか座るのは抵抗があるでしょ?
特に若手は厳しいだろう。
そういう時に僕が自発的に社長の正面に座ってヨイショして酌をするくらいの事が出来るようになった。
これも「やらされている」のではなく、あくまで「自分も楽しみつつ上の人のお相手もする」という両立が出来るようになった。
これが出来ると会社も随分と楽になる。

後は、これは残念なことだが、プライベートの趣味が減退してきた……。(´・ω・`)
昔は土日は徹夜でゲームに熱中するなど「社員旅行以上にやりたい趣味」があったけど、最近は特に無い……。

「どうせ暇しているなら社員旅行くらい顔出すか」

って気分だ。
ちなみに僕の趣味は「小説の執筆」だから、こういう時に珍しい経験をしておくことで執筆の幅が広がる。
今回の場合、「海上を船が運航する時の軌跡の青色」を見えたのが良かった。
海は通常は黒く見えるが、船が通った軌跡だけは蒼く見える。
良い勉強になった。

こういう「普段暇だから社員旅行も悪く無いですよね~」という話を同僚にチラッと聞いたら、やっぱり同じ回答が帰ってきた。
要するに、社員旅行の正体ってのはこういうことなんだろう。

「日頃が仕事ばっかで休日をどう過ごして良いか分からぬ社畜へのせめてもの救済」

だから、現状では会社を引退したら人生がそのまま虚無ってことになっちまう。
この状況になってしまっているのは望ましく無いな。

対策を考えねばならんな。(´・ω・`)

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