笑気ガス

二本目の親知らずを抜いた。

二ヶ月ほど前だったか、左下の親知らずが痛くなって歯医者に行ったところ、
生えている親知らずを三本全部を抜くことになった。

左下：腫れて痛みがある。
左上：虫歯
右上：虫歯

この有様よ。
右下の一本は元々生えていなかった。

今日はその二本目、左上を抜いたわけだ。


(・∀・)「はい。今日は左上の歯を抜きますよ♪」
(´・ω・`)「はい」


やたらと楽しそうな看護婦さんである。


(・∀・)「体調等は大丈夫ですか？」
(´・ω・`)「普通です」
(・∀・)「ですよね～♪　じゃあ、最初は笑気ガスを入れますね♪」


この歯医者では抜歯する患者に対し笑気ガスなるものを喰らわせてくる。
鼻にチューブを差し込んでガスを注入。。。。



(°∀。)「ウケケケケケケケ！！」



ということになるわけではないが、余り効果が分からない。
弱い麻酔なのだろう。

その後に先生が来て、針麻酔をする。


(｀・ω・´)「はい、チクッとするよ～」
(´・ω・`)「あーおーあおー」


口を開けた状態で何本も麻酔をブスブス。
人体に走る神経は複数本あるからなんだろうけど、麻酔って一回じゃ済まないんだよな。
何本もブスブスブスブスブス……。
ここはもう根性で我慢するしか無い。


(｀・ω・´)「よし、じゃあ、抜くよ～。口を開けて」
(´・ω・`)「あ～……」
(｀・ω・´)「もっと大きく！　全開にして！！」
(´・ω・`)「あお～！！」
(｀・ω・´)「はいッ！！」

ガキッ！！

(´・ω・`)「あおがごがごがご！！」


口を開けた瞬間に口に支え棒されたような感触があった。
強制的に口を開かされる！！

麻酔をした上の歯は痛くないけど、下顎が外れそうで痛い！！


(｀・ω・´)「よいしょッ！！」

ガゴゴン！！

(｀・ω・´)「脱臼成功～。はい、抜けたよ～」


瞬殺！！
抜きに入ってから二秒くらいで抜けたと思う。


(｀・ω・´)「お疲れ様～」
(´・ω・`)「あいあほうごあいあひは」



お礼を言って終了。
ふう、痛みは無かったけど、やっぱり憔悴したぜ。


こういう時に思うのが、麻酔のある時代に生まれて良かった。

昔はどうやって歯を抜いていたか知らんが、痛かったんだろうな。

来週三本目を抜くぜ。