今日は見合いだ。
今はそれに向けて身だしなみを整えている。
それにしても、まさか僕が結婚相談所で見合いすることになるとはな……。
しかし、これで小説のネタが思いついたな。
今書いているのが完成したら、そっちで検討してみるか。
▼▼▼▼▼はじめてのおみあい▼▼▼▼▼
「結婚相談所に登録してきたから!!」
俺が学校から帰ってくると、突然、母がそんなことを言い出した。
な、何言ってんだ!?
俺はまだ高校生、17歳だぞ……。
「あんたみたいなひきこもりに女の子と出会う機会なんてあるわけ無いんだから、
早い内に登録しておいた方がいいの!文句を言わない!!」
無礼な……。
俺はちゃんと学校に行ってるし、勉強もやってる。
休日の趣味がゲームなだけだ。
将来はネトゲーで女を捜すから問題無い!!
しかし、母は一度言い出すと聞かないから、結局、正式に登録させられてしまった。
それから一ヶ月後、俺の手元に見合いの資料が届いた……。
これから中身を検めるが、どうせ30歳過ぎとか、それくらいの年齢だろう。
30歳過ぎって、そんないい歳した大人が17歳の俺と見合いしようだなんて、
正気の沙汰とは思えん……。
なッ!?!?!?!?!?
な、何だこの女!?
18歳、女子高校在学中!? しかもかなりカワイイ。
趣味は……、書いてないな。
ヤバい。気になってきた。
仕方無い。断るつもりでいたけど、一回くらい会ってやるか!!
かくして、俺は見合いをすることになった。
見合いの場所に行くが、しかし、写真で見た女はいない。
かわりに、背は俺の胸までくらいしか無いガキがいた。女だ。
身長からして小学校低学年だろう。
それにしても随分と上品というか、身だしなみを整えているな。
姿勢もいいし、顔もカワイイ。
テレビに出ている子役にも負けないくらいだ。
それにしてもコイツ、何でこんなところにいるんだ? 迷子か?
仕方無えな、助けてやるか。
「おい、お前、親はどこ行ったんだ?」
そう俺が声を掛けると、そのガキはハッとした様に俺の顔を見上げる。
何だ?
「お、お兄ちゃん、もしかしてお見合いの人ですか?」
な、何だ?このガキ、何で俺が見合いすることを知ってるんだ?
「あ、あのね、お姉ちゃんがね、やっぱり見合いなんてやだって言うんです。
でも、それじゃ相手の人に申し訳無いので、私が代わりにお見合いしにきたんです。
ふつつか者ですがよろしくお願いします」
女子小学生は礼儀正しくお辞儀をした。
……。
あ、アホかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!
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9 件のコメント:
(´・ω・) のちの大賞受賞作品である。
では、行ってくる。
新幹線でしょうか?
お気をつけて。
期待age
(´・ω・`)ノシ===●ウンコ
来週たっぷり聞かせてもらおう。
アニメ化希望
激しくワロタwww
続きが気になる!!
さて、地獄への片道切符は渦の命で買ってもらうとしよう…、で、しおさいは?
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