今やってる案件は所謂ノーコードなんだけど、これは難しいな。(;´・ω・`)
ノーコード、ローコード、パッケージ導入はIT業界の理想で、確かに巨大な価値がある考え方なのよ。少なくとも僕はそういう理想主義が好きだ。
しかし、どうしても現実に合わない。「このシステムはそういう使い方をするものではない」という現実とのギャップにぶち当たる。
「業務をシステムに合わせろ」とか言うけど、現実として合わせるにも限界があるんだ。
例えば、だ。
現場を担当しているリーダーからはこういう注文が来ている。
オプションが不要な場合は、「不要」と表示して欲しい
では、現実としてこのローコード製品を使うとどうなるか?
オプションが不要の場合は、画面に表示されない(レコードが作られないから)
それじゃダメなんだって!!
画面が真っ白だったら意味分かんないじゃん? 「ただ見落としているだけ」と「本当に画面に表示されていない」がどっちかどっちか分からない。
画面を操作しているのは時給1000円のババアだ。「見落とし」と「表示されていない」を識別する慎重な洞察力など無い。
つまり、このパッケージは業務に合って無えんだよ!! 採用するな!!
って話なんだけど、「そこを何とかしてくれ」が僕の任務。何とかして裏技を探してくれ、と。
裏技の意味は、多岐に渡る。
- あるいはオリジナルのカスタム画面を追加することかもしれない
- あるいはパッケージの基本機能を上書きしてしまうことかもしれない
- あるいは手順書に明記して人間の理解力を高めれば済むのかもしれない
これね、正しい判断なのよ。
このフェーズをすっ飛ばして大規模開発に行っちゃうと、その先は炎上プロジェクト&民事裁判だから。
だから、そうならないように、コンサルを2人だけ雇用し、調査を行う。
調査の進捗が良ければ先の展望がある。悪ければ撤退すれば良い。
だから、
- 何かしらの正解を見つければ、来年も仕事を与えよう
- 見つからなければ、お前は用無しだ
こういう仕事なのよ。
キッツイよ、これは。
- そもそも最初から詰んでいる仕事をしているのかもしれない
- 頑張れば何とかなる仕事を託されているのかもしれない
どっちがどっちだかは誰にも分からない。
全く何も分からない。
だから、動員する技術職は1人だけ。
- 不調に終わったら、僕の契約を切れば終わる
- 上手く行ったら、多大なボーナスを与えよう
こういうスタイル。
リスクに見合うだけの成功報酬は確かに約束されてるんだけど、それにしたってかなり極端だよ、これは。
戦国時代みたいな案件だ。(´・ω・`)
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