三國志好きが長じて孫氏の兵法とか、論語とか、古典中国を拠り所にすることが多いのだが、最近読んだのはこちら、バビロンの大富豪。
貯蓄とか投資について述べた古典的名著なのだが、この中にようやくすると以下の言葉がある。
- 設備投資は無駄遣いではない。
金を酒とかブランド物に使っちゃうのは重々戒めなければならないが、住居とかを堅牢にするのはそれとは違う物なのだ。
住居がボロいとモチベーションが下がって何ともならなくなる。
現代風に言えば、エンジニアがボロいパソコンを使い続けることのナンセンスさを問うようなものだ。
パソコンがボロいとエンジニアがイライラしてマトモに仕事しなくなるから、投資対効果とか五月蠅い事言わずに買ってやらなければならない。
そうしないと却って損をすることになる。
これは僕の言葉ではなく、古の偉人の言葉である。
孫氏の兵法しかり、論語然り、経営者は古の偉人の言葉に逆らうべきではない。
さて、これを読んで、ふと思い出したことがある。
この家のショボい部分、それは包丁だ。
結婚祝いに貰った良い包丁があるんだけど、7~8年も使っていると歪んできちまって、そこで砥石を購入することを決意した。
包丁を買い替えるのではなく、砥石を買う所に投資意識を感じて頂きたい。(`・ω・´)