• 2020年1月19日日曜日
ウズマスターの日々
ウズマスターの日々 https://blog.uzumax.org/2020/01/blog-post_53.html

黄金のスープ

人間たる者、日常の幅広い物事に興味と感心を持ち、より良い明日に向けて改善と試行錯誤を試みる所に、真実の幸福が存在すると言えよう。

最近、僕が最近力を入れているのは「骨」だ。


「鶏肋」と言って、三国志でも有名なシーンである。

鶏肋は鳥の肋骨のこと。

鶏の骨は煮込めばダシを取れるのだが、肉はついていない。転じて、「捨てるには惜しいが、価値の無い物」を例える用語である。

具体的にどのようなシチュエーションかと言うと、例えば5年10年と働いてきた会社がダメになってしまった場合、今まで働いてきた年月を思えば会社を捨てるのは惜しいが、かと言って最早その会社では人生が成り立たない以上、転職せざるを得ない、とかね。

人間の優柔不断な心を表す、味わい深い逸話ではないか。

これを読んで、何となく「骨からダシを取る」という料理を頑張ってみようという気になってな。
試行錯誤の結果、ようやく成果が上がってきた。(´・ω・`)

手羽元の煮込み

鶏肋は本来は「鶏のガラ」を意味しており、過去2回、スーパーで鶏のガラを買ってきてダシを取ろうとしたのだが、どういうわけか上手にダシが取れなくてね。

そこで今回は、より簡単そうな「鶏の手羽元」を使ってダシを取ることにした。


こんな風に、圧力鍋でガンガンに煮詰めて、ダシを取る。

ダシは骨から出てきているはずなんだ。
鶏の手羽元は、肋骨よりも更に太くて強靭な骨が入っているから、よりダシが強く出るだろうと踏んで煮込んでみた。

結果がこれ。



かなり濃厚!!
これは成功だろう。

後はこれを水炊きにして食べる。



うむ、中々の味わいである。

と言いたいが、やっぱり水炊きは昆布だしに限るな。(´・ω・`)

鶏ガラ水炊きも悪いものではなかったが、美味しさを十分に引き出せていない感があった。
中華スープとして食べた方が良かったかもしれん。

次回は、

  • 鶏の手羽元
  • 白菜
  • 人参
  • キノコ
  • クラゲ

などを合わせて煮込んだ中華ポトフを作ってみようと思う。

研究成果

これまでの試行錯誤で分かってきたんだけど、「鶏のガラ」には部位がある。

拾ってきた画像なんだけど、


これって立派じゃんね?
こういうしっかりした骨ならダシが取れるのよ。

しかし、僕が以前2回やってダメだった時の鶏ガラって、手羽先の小骨みたいなヤツだったもん。
(安かったしね。。。)

小骨だと良いダシが取れなくて、しっかりした骨だと良いダシが取れる、という差があるものだと思われる。

でも名称は共に「鶏のガラ」だから、「鶏のガラ」で検索した結果を見てチャレンジしても、鶏のガラの品質が違うから上手く行かんのだ。

じゃあ、小骨ガラはどうにもならんのかと言うと、まだ手はある。
小骨ガラの場合は、圧力鍋で煮込んでホロホロにした後、フードプロセッサーで砕き割って、こし取るというやり方で濃厚なダシが取れる可能性あり。

なかなか手間だな。。。

試すのはしばらく先であろうが、機会があったらチャレンジしてみたい。(´・ω・`)

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