ここ2週間ほどAI開発の技術調査を根詰めて行っていたが、本日、ようやく一段落のところまで辿り着いた。(´・ω・`)
2週間で辿り着いた技術要素としては、
- 採用するAIはAmazon Bedrock。話題のChat GTPではない。このチョイスは客先指定の都合
- Amazon Bedrockの中にも複数のAIが転がっているのだが、選んだのはClaude。言語解析を得意とするAI。業務用途を考えるとコレっしょ。画像生成AIが必要な業務じゃない
- 機械学習。サンプルとして客先の業務情報……は問題になるので、弊社の社内情報を使わせて貰った。Amazon S3にファイルを置いて、それをAIが読み込んでくれる
- AIとS3を連結し、エージェントを立てて、エージェントに通信することで回答を得られる
- フロントエンドはチャット。チャットの中で「AI。〇〇について教えて」と書き込むと、AIが返事してくれる。チャットボットを常駐させているわけだな
これである程度の形になった。いや~、大変だったな。
しかし、2週間の技術調査であったが、多くの知見を得られた。
AI部分
- 最初にこの画面のこのボタンをポチ
- 操作するこの開発者にはこの権限を付与
- 次にこのボタンをポチ
- ファイルをアップロード
- 同期
- リクエスト
みたいな感じで、手順を理解すれば定型的なものである。
要は、AIに食わせるファイルが充実しているかどうか。
AI以外部分
苦戦したのが、意外にもフロントエンドだった。
AIってのは、便利であることが重要だから、フロントエンドがゴミでは意味が無いのよ。
だからAIの提案をするときは、とっつきやすいフロントエンドとセットでなければ相手の心を掴めない。
今回、僕はそのフロントエンドを「チャットツールのボット」という形で構築したんだけど、これが結構腐ってて。(;´^ω^`)
AI本体の習得より、ボットの作り方の勉強の方が大変だったわ。
くだらん話ではあるが、こういうのは実際の経験が無いと気付かないところ。この辺が担当者の知見と言える部分か。
今後
実は、まだ僕の周りだと特に案件化しているわけではなく、ボンヤリと気になっている人がいるという程度の話ではあるが。
この技術調査を行った結果として、僕の近辺では僕が一番の有識者だ。何かあったら必ず僕に相談が来るだろう。
「技術相談役」というポジションを狙う僕としては良いチャンスだと思ってね。営業的なアピールも頑張っておかないと。
早く儲け話が来て貰いたいものじゃ。(´・ω・`)