• 2024年7月31日水曜日
ウズマスターの日々
ウズマスターの日々 https://blog.uzumax.org/2024/07/blog-post_31.html

滑落

 う~む、残念。(´・ω・`)

7月27日パキスタン北部の高峰、K2で滑落した富士見町出身の世界的登山家平出和也さんについて所属する石井スポーツは30日午後2時すぎ救助活動を断念することを決めました。

僕がやっているのは登山と言うより散歩、ハイキングレベルだが、それでもキャンプとか山登りは好きなので、こうして海外の難所まで登っていく人には憧れがあるんだが。

しかし、いくら達人でも、死と隣り合わせであることは変わらんか。(´・ω・`)

K2にパートナーの中島健郎さんと2人で挑んでいましたが27日に7000メートル付近で滑落、捜索のヘリコプターが上空から二人を確認しましたが、現場が急斜面のため近づけず、安否が分からない状態が続いていました。

登山……と言ってもこれは歩いて山を登るのではなく、ロッククライミング、アイスクライミングの最中だったのだろうと思うが。こういう時って、登山家はお互いをロープで連結して、片方が足を滑らせてももう片方が踏ん張って助けるのよ。

しかし、荷物も合わせて70kgか80kgか分からん重量が落下してくるわけだから、その衝撃は相当なもの。
鍛えている山男であれば基本、これを堪えるだけのパワーがあると見做されているからこそのロープ連結作戦のはずなのだが、今回は支えることが出来ず、二人一緒に落ちてしまったのだろう。

>捜索のヘリコプターが上空から二人を確認しましたが

二人がそこにいることはヘリから見えているのに、救助出来ないとは……。

ヘリで上空をホバリングしつつ、ロープを垂らして救出する。それが出来ないくらいのとんでもない場所なんだろうね。(;´・ω・`)

まあ、恐らく、生きていれば危険を承知で救出作戦にチャレンジするのだろうけど、死んでいることが明らかだから危険を冒さないのだろう。


同じく有名登山家の野口健のコメントから察するに、そもそも相当難しい登山だったみたいね。

同じ登山でも「条件」というものがあって、潤沢な装備の元で簡単なルートを登っていくなら、これほどの実力派登山家がミスって死ぬわけ無いのだが。

今回は敢えてデンジャラスな条件でチャレンジしたようで。「いや、幾ら何でも無理ちゃう?」みたいな感のある超高難度クエストだったようだ。

果敢にチャレンジしていかなければそもそも冒険家ではないのだが、かと言って頑張り過ぎると死ぬ。
何と言う厳しい宿業を負った人生であろうか。


ご冥福をお祈りする。(´・ω・`)

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