• 2021年6月12日土曜日
ウズマスターの日々
ウズマスターの日々 https://blog.uzumax.org/2021/06/blog-post_12.html

宝くじ人材募集

 何か人材募集の話を横から流し聞き程度で聞いちゃったけど、何とも萎える話だったな~。(´・ω・`)

  • 手を動かせる人を募集したい。単金は60万程度。

この時点で安いから、悪いが余り参画したくない仕事だな、という感想なのだが。

  • 一人で入ることになるから、基本、一人で作業して貰うことになる。

となると、所謂リーダー格、あるいはフリーランス格。
新人とか2年目とか、そういうのじゃダメって話になる。
信頼のおける技術者だ。それを60万ってのはキツいな……。

  • 「手を動かす」ってのは、何をするのかは分からない。臨機応変にやって欲しい。

「手を動かす」ってのは「Javaのプログラミングをして欲しい」みたいな話じゃなくて、現場には老人しかいないから臨機応変に色々やれる人が欲しいってことなんだろうな。

ある時はJava、もしくはPHP。シェルで十分ならシェル。あるいはエクセルやパワポで資料を作る作業も発生する。
色々とマルチで豊富なスキルが必要だろう。

  • 要件は決まっていないから提案して作業を始めて欲しい。
そもそも業務要件もハッキリしていないようだ。だからどんな作業が発生するか分からんのだな。
だから客先の打ち合わせに参加して、業務要件の整理にも関わって、その中でどういう作業が必要なのかも自分で見極めて仕事する。

だからただ作業すれば良いというわけではなく、自己マネージメントみたいな部分もあって、必要に応じて客先の承認を取るとか、場合によっては人員追加を提案するとか、PMと営業の両方の側面もある程度有している人材。

つまり、プログラマー、マネージャー、営業、コンサルの四種類の性質のある仕事をプログラマーという立場から参画して遂行して欲しい、と。

う~ん。滅茶苦茶だな。(´・ω・`)

これ、僕にも身に覚えがあるんだけどね、複数のスキルを有していると、一番下のスキルが基準にされるケースがあるんだよね。

大企業なんかだと、新人の頃から定年退職するまで、ずっとPM業務をやっている人がいる。
一方で、最初はプログラマーだったけど、徐々にリーダー、マネージャーとステップアップしていく人もいる。

前者から見て後者は下級なんだ。

プログラミング経験があるのは汚点くらいの勢いで考えていて、プログラマー・リーダー・マネージャーの全てに経験がある人材はプログラマーに準ずる、という価値観。

でも仕事を振れば出来ちゃうから、待遇はプログラマー水準だけど、作業内容は本人の出来る限りの全力をやらせようとする、と。
過去にそういう宝くじみたいなメンバーにヒットした経験があるから、同じような人を求めてるんだろうな。

参ったね~。(´・ω・`)

まあ、そんな都合の良い人材はいません、で話は終わったみたいだけど。

まあ、こういう人材の安売り競争みたいな世界に落ち込まないよう、何とか次の技術士試験には合格して、上級国民の立場に移行したいもんじゃ。(´・ω・`)

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