• 2020年6月19日金曜日
ウズマスターの日々
ウズマスターの日々 https://blog.uzumax.org/2020/06/blog-post_19.html

ぼかし表現

一応、第一フェーズの仮実装完了の目標日。
かつ、後追いで仕様書も作られているので、その読み合わせを行った。

その仕様書も完成していなんだけど、一応の区切りの段階だということで見せて貰ったが……。
やっぱ、特に明確に拠り所となる資料が不足した空中戦だから人に依って理解度に差が出てるね。(´・ω・`)

同じ間違いでも、


  • そこそこ理解した上で間違えている
  • そもそも理解不足を放置したまま資料を書いている


これって全然違うもので、文面から伝わってくるんだよね。(;´・ω・`)

前者、「そこそこ理解した上で間違えている」のパターンだと、少なくともドキュメントの日本語は明確だし、本人の意識も鮮明なのよ。
だから、


( ゚Д゚)「ここでこういう条件でテーブルを検索します」
(´・ω・`)「あれ? その条件だと一意にならんような?」
( ゚Д゚)「えっ? そうでしたっけ?」
(´・ω・`)「ステータスが1であること、を条件に追加しないといけないような」
( ゚Д゚)「確かに、修正します」


って感じに、凸凹しつつも議論が進んでいくのよね。
修正箇所が多いか少ないか、程度の問題でしか無い。
無論、間違いは少ないに越したことは無いけど、間違いが2倍あれば2倍修正すれば終わる。
叩き台なんだから、どれだけ間違っていても構わん。
ゴールまでの道筋は見えている。

ヤバいのは後者「そもそも理解不足を放置したまま資料を書いている」で、


( ゚Д゚)「ここで取得します」
(´・ω・`)「何を取得するんでしょう?
( ゚Д゚)「データベースを」
(´・ω・`)「テーブルはどれでしょう?
( ゚Д゚)「えっと……。契約テーブル?」
(´・ω・`)「契約テーブルをどういう条件で検索するのでしょう?」
( ゚Д゚)「会員ID?」
(´・ω・`)「その会員IDはどこから出てきたものですか?」
( ゚Д゚)「えっと……」
(´・ω・`)「この処理は会員IDで検索するものではなく、ステータスが1であるものを全件取得するものだと思うんですよ」
( ゚Д゚)「確かに」
(´・ω・`)「だから、以降の処理はループ処理です。また、この処理は大量件数になる可能性があるので、負荷についても考慮しておく必要があって……」


って感じ。


本人の意識が混濁してるのよね。

だから資料も「取得する」とは書いているけど、「何をどこからどういう条件で取得する」とは書いてない。
混濁している部分は省略したり、ぼやかした表現にして、次の作業へ。
だからドキュメントの数は揃ってるんだけど、中身はどこから直せば良いのやら、という状況。
これは「間違っている」のではなく、何も書いていないのと同じ
遭難している。これでは丸1日会議やっても何も進まない。


「間違い」と「意識混濁」は次元が違うのよ。
なかなか厳しいなぁ。(;´・ω・`)

まあ、進めようと思えば、


(´・ω・`)「貴方はこういうことが言いたいんですよね」


と僕からフォローすることで進めることも可能なんだけど、こんなことを繰り返しておっては相手の顔が潰れるでな。(;´・ω・`)

会議の場まで出てきちゃう前に気付いてフォローしてあげたいんだけど、
この手のドキュメントは「執筆途中」にも見えるのよね。
執筆中のドキュメントを指してNGを出すのは失礼だし。

相手の脳内を読むのが難しい。(;´・ω・`)

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