どんどん人が辞めてってしまうぞ。悲しいなぁ~。(´;ω;`)
飲み会でも「何か良いニュースは無いのか!!」って話だったが、改めて考えてみれば、そろそろ底が見えてきた感じに聞こえるのが良いニュースか……。
八甲田山死の行軍
前職って、新人研修やら社員研修で「八甲田山死の行軍」の感想文を書かせる、というものがあるんだよね。
八甲田山死の行軍は、日本陸軍は雪山訓練中に遭難して参加者210名中199名が死亡したという事件だ。
遭難した原因は諸説あるんだけど、
- 貧弱な装備
- 指揮系統がグダグダ
- 素人が甘い考えでで雪山に行っちゃった
みたいな、失敗の法則にも通じる組織の機能不全、人間の判断ミスの果てに発生した事件だ、と言われることが多い。
飲み会やら何やらで前職の状況を聞いた僕は、遭難を強く連想した。
- 雪山で遭難したら時間と共に死を待つだけである。
八甲田山死の行軍は、210名中199名が死亡したわけだけど、190人死亡も200人死亡も同じことだ。
同様に、前職から2人辞めようが3人辞めようが同じことだ。
これ以上状況が悪くなる要素なんてもう無い。
ただ時間と共に人がどんどん辞めていくのを指をくわえて見ているだけ、という話でしか無い。
落ちる所まで落ちたか。。。(´・ω・`)
しかし、210名中199名死亡の八甲田山死の行軍でも、逆に言えば11人は生存したということでしょ?
同様に、前職もいつ潰れても不思議じゃないような末期状態に見えるけど、実際には潰れはしないと思うのよね。
やっぱり一番の心配事は銀行からの借金だと思うんだけど、借金を背負っているのは前職という法人かもしれないが、その連帯保証人は社長であるはず。
前職は銀行からの借金が1億円あるのかもしれないが、連帯保証人である社長が財産を処分すれば補填される。
と言うか、強制的に財産を取り上げられて補填させられることになる。
だから銀行からの借金が倒産に結び付くわけではない。
また、前職は慢性的に赤字であるが、赤字の原因は家賃と人件費だ。
事務所を縮小し、リストラ祭りを決行すれば、即刻黒字である。
- 社長が財産を手放して借金を補填。
- 事務所を縮小
- 不採算社員だの、顧問だの、相談役だの、そういうのを全員リストラ
社長は優柔不断だからなかなか決行出来ないだろうけど、いずれ銀行によって強制的に実行させられる羽目になる。
その結果、
- 既存サービスの運用に必要なオペレータ:3~4人
- 既存サービスの保守に必要なエンジニア:1~2人
- 既存サービスの営業:1~2人
- 総務:1人
- 社長:1人
うん。
僕の想定だと、6~10人くらいは生き残るんじゃないか?
会社をスリムにした上で、最後は同業他社に身売りして着地。
この最終ラインはまだ壊れていないはず。
完全倒産、完全玉砕、そんな事態はありえない。
ゾンビみたいに生き残る人が必ずいる、というのが僕の予想である。
まあ、核爆弾が落ちた後の日本みたいな状況であるが、生きていれば復活の目はあるからな。
ぜひとも長生きして貰いたい。(´・ω・`)
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