希望退職のニュースが止まらない..— 秋山祐太朗@元銀行員CEO(Chief Enkai Officer) (@YutaroAkiyama) November 29, 2019
・味の素:50歳以上 100人
・カシオ:45歳以上 200人
・エーザイ:45歳以上 100人
・ファイザー:50歳以上 200人
・LIXIL:50歳以上 人数定めず
・KIRIN:45歳以上 人数定めず
(対象、目安人数)
いずれも2019年の情報。
45歳以上が分かれ道のようです。
でもこれ、ちょっとミスリードが含まれている気がするなぁ。
ちゃんと本質を自分で考えなきゃいけない話だよね。(´・ω・`)
リストラ発動の条件
この文言だけ見ると、(;´・ω・`)「やべぇ。俺はもう40過ぎだ」
みたいにミスリードされがちだけど、別にそういう問題じゃないと思うんだよね。
まずシンプルに考えて、年齢でカットってのは変な話でしょ。
普通に考えて、解雇する対象となる人間は、例えば「人事評価で3回連続最低評価だった者」とか、著しく働きが悪いと判定された者でしょ?
ちゃんとした働きが出来る人なら、別に100歳でも働いて貰いたいものなのよ。
にも拘らず、年齢でカット。何故か?
恐らく、こういう企業は
年齢でカットしても、能力でカットしても、それほど乖離が無い。
ってことなんだろうね。
スキルは上がってないのに給料だけ上がっちゃってる高齢者がいるのよ。
例えば、ここに35歳の人がいるとするでしょ。年収は500万だ。
45歳の人がいるでしょ。年収は600万だ。
55歳の人がいるでしょ。年収は700万だ。
でもスキルは35歳相当のままだったりする人が大勢いるんだよ、きっと。
その社員の年収が500万なら黒字だが、600万だと赤字になる。
だから年齢でカットする。
大勢ってのがキモだと思う。
だってさ、少人数なら、例えば総数が1000人いて、不要社員に該当するのが100人しかいないのであれば、100人を見極めてクビにしなきゃいけないでしょ?
でも、1000人中800人が不要社員ならば、適当にドーンと切っちゃっても大体OKなわけよ。
- 45歳以上の社員のうち8割は、年収に比べてスキルが足らん不要社員である。
- 「45歳以上」という条件でリストラしても、「低スキル社員」という条件でリストラしても、そんなに大差が無い。
- だから分かり易い「45歳以上」という条件でてっとり早く希望退職を募る。
こういうことなんだろうね。
これはスキルの足らん人に高禄を与えてきてしまったという経営の失敗だな。
その歪みがここに来て噴出しているんだ。。。
スキルが成長していないのに給料が増えるのは、長く会社に残って貰ったお礼って意味もあるはずなんだけど、ある瞬間に掌を返されるという。(;´・ω・`)
でも、ちゃんとしている人は心配することは無いと思うな。
事の本質は年齢ではないから。
(`・ω・´)「俺は50歳かもしれんが給料分の仕事はしている!!」
と言えるなら何の問題も無い。
気を付けなきゃいけないのはむしろ若手の方で、
(´・ω・`)「僕はまだ20代だからしばらくは安心だな」
って感じだとそのうちマズいことになってしまう。
どうしようも無いのはその併せ技で、
(`・ω・´)「俺は年齢は50歳だが働きは新人以下だ!!」
みたいなおじさん。
例えば、
- 入館証の発行
- 連絡事項の連携
- 提出物の取りまとめ
- 勤怠記録のチェック
みたいな、何の利益も生まない中間コスト、事務員みたいな雑用を続けること何十年、というおじさんって実際いるんだよね。
これね~、どうしたもんかね~。(´・ω・`)
閉鎖的な環境で長く保護され続けてしまっているから、いざ危機に直面しても野性に戻る力は失われているだろうし。
路頭に迷うことなく人生を満了して頂きたいが。(´・ω・`)
0 件のコメント:
コメントを投稿