何でも、僕の退職間際に揉めていた案件が更にトラブって、僕の意見を聞きたいらしい。。。(;´・ω・`)
突然どうした?
そもそも何で辞めて半年も経つ僕の所にこんな話が来るのか?事の始まりは辞める直前。
当時、前職は社運を賭けたプロジェクトの計画について揉めに揉めていて、特にコンサルと激しく対立していた。
僕はコンサルの進行に異を唱える立場だったのだが、社長はコンサルの意見の方を採用した。そして僕は退職した。
まあ、僕が退職したのはそれが理由ではなく、長期的展望を考えて前職に所属し続けることに目が無いと判断したからなんだが、社長の周囲では僕が自分の意見が用いられなかったことを不服にして辞めた、という扱いになっていたらしい。
本日、社長自身の口から聞いたけど、僕が辞める時に、
「ウズマスターなんてのは所詮は少々プログラミングが出来る程度の男で、プロジェクトを率いた経験に乏しく、会社の社運を賭けた大事なプロジェクトに用いるに足るような人材ではないから、辞めると言うなら放り出してやれば良いんですよ」
みたいな話を吹き込まれていたんだってさ。
ああ、だからあの時、僕が
(´・ω・`)「僕はフリーランスになりますが、フリーランスとしてこの会社と契約するのはアリですよ」
( ゚Д゚)「ダメだ!!」
ってなったのか。
当時の社長は色々と吹き込まれちゃってたんだってさ。
それから半年が経過して、本日に至る。
もちろん、あのコンサルは嘘つきでゴミみたいなスキルしか無く、プロジェクトは1億円の借金を抱えて完成の目途も無い、という状況に陥った。
そんな時、ふと僕を思い出したそうな。
社長は当時の判断が誤りであった事を悟り、改めて僕の意見を聞きたい、と。
って、超危険だな。(´×ω×`)
上記の漫画は横山光輝の史記だけど、完全にコレ。
時勢が僕に向いている時は僕が重用されるが、いつか逆風が吹いたら斬られるパターン。
今、この瞬間の僕は天の刻を得ているが、勢いが衰えた途端に潜在していた敵対勢力が表面化して誅殺される気配がプンプンするぜ~。(;´・ω・`)
ここは三國志の勉強を活かして、他国に逃れて禍を回避した方が良さそうだ。
つまり、前職と縁は残しているんだけど、所属は引き続きフリーランス。
付かず離れずの微妙な距離感を保つのが生き残る秘訣だ。(;´・ω・`)
献上:韓非子
さて、社長の話なんだけど、結局のところ、コンサルに騙されてるねん。(´・ω・`)当時は思い込まされちゃってたけど、今は目が覚めてるから、意見を聞かせてくれ、と。
意見も何も、社長の中ではもう答えが出ている。
だから、僕が意見すると言うよりは、社長の中で既に出ている結論を言葉にしてやっただけだわ。
- 社長はコンサルに騙されていた。
- コンサルは悪意があって社長から金をむしり取ろうとしている。
- コンサルの言うことは全て虚飾であって、意図的に曖昧で不明瞭な報告を行い、社長の目を誤魔化し、不当に金を得ようとしている。
- このままコンサルを使用し続けても、損害が大きくなるばかりだ。
- 即刻、切り捨てるべき。
辞める前と全く同じだが、当時と違って今は僕が天の刻を得ているから、今度は社長に届くだろう。
最後に、コンサルに騙されちゃう社長に対し、韓非子という古代中国の思想書を印刷して渡してやったわ。
重臣とは命令もないのに勝手にふるまい、法を捻じ曲げて私腹を肥やし、国家の財産をすり減らして自分の一族に便宜をはかり、その権力は君主をも操る。これこそ重臣の実態である。
わざわざこんな文章を事前に印刷して持って行くなんて、用意周到極まってるでしょ? 我ながら大したもんじゃ。(´・ω・`)
これであのウンコプロジェクトは打ち切りだろうな。
会社の損害は甚大で、借金返済の為に従業員の賞与カットがしばらく続くとかの苦難はあるだろうけど、倒産するまでには至るまい。
今、僕は会社の救世主となった。
万民の為に良い働きをしたわい。(´・ω・`)
2 件のコメント:
三国志が斯様に身の振り方に役立つとは驚きですね(笑)
学生の頃は理解していなかったのですが、最近は歴史に学ぶ価値を思い知るばかりです。
世の中の本質なんて2000年前から変わらんな。(;´・ω・`)
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