• 2018年10月31日水曜日
ウズマスターの日々
ウズマスターの日々 https://blog.uzumax.org/2018/10/blog-post_31.html

会社が潰れそうなんだが

マズいなぁ……。
遠からず会社が潰れるんだけど、マジで……。

と言うのも、我が社の主力製品が最近他社に負けつつあって、そこで大幅なテコ入れとして主力製品の大型リニューアルを計画しているのよ。

主力製品の大型リニューアルがどれほど経営にインパクトを与えるかは想像出来るでしょ?
大型開発でキャッシュが足りないから銀行から借金して開発費を捻出する。
それくらい社運を懸けた一大プロジェクト

絶対に失敗出来ない案件なんだが、これが確実に失敗すると断言する。
これは僕のシステムエンジニアの知見に懸けて失敗と断言する。

と言うのも、プロジェクト計画が全く荒唐無稽。
プロジェクト計画を立ててるのは自社社員じゃなくてコンサル業者なんだけど、全く荒唐無稽。

開発期間も工数の僕が立てた見積もりの半分しか無いし、提案内容もビッグデータ解析やらなんやら実態の見えない輝かしい言葉ばかり。

これ、絶対にウチの会社が「予算はこれくらいで、期間はこれくらいで、こういう物を作りたい」と言ったのを受けて「はいどうぞ。予算はこれくらいで、期間はこれくらいで、こんな物を作れます!!」と耳障りの良い内容でまとめただけの計画だよ。


実現性が砂粒程も無い。


本来、このコンサル業者がやるべきことは「その予算と期間では実現するのは不可能です!」と、不可能である根拠を数値的根拠で示すことであった。
しかし、それだと売上が上がらないから、言われたとおりそのまま意向に沿う計画を作ってきたんだな。

コンサルって悪い噂を良く聞くけど、本当にこんな詐欺みたいな仕事しやがるんだ!!

そして、この耳障りが良いだけで実現不可能な計画が、まもなく承認されてプロジェクトがスタートする。

断言するけど、この社運を懸けたプロジェクトは失敗する。
恐らくはプロジェクトが1/3くらい進んだところで、計画が話にならないくらい荒唐無稽であることが目に見えて表面化し、打ち切りとなる。

この時点で赤字は数千万を数える。
その上で、この製品は競合他社に負けつつあるから、数千万の赤字を挽回する術は無い。


会社は来期、確実に赤字決算に転落する。


ここまで僕は確信している。

で、来期以降はどうかっていうと、どうかな~。

確信って程ではないが、ビッグプロジェクト失敗で背負った借金と、競合他社に負けつつある主力製品というダブルコンボでジリ品になるのが最も可能性が高いだろう。

一度失敗したビッグプロジェクトを練り直して再チャレンジする程の気概があるようならあるいは……、という気もするけど、僕の気持ちとして期待を持てない。

ともかく、僕としては、こんな博打プロジェクトに賛同など到底出来ない。

この失敗確率100%のプロジェクト計画に賛同しないのは僕だけで無く他にも沢山いる。
にも関わらず、会社は社員の意見を聞かずに詐欺コンサルの意見を採用しようとしている。

これは辞めるのに当然の理由だ。

僕が会社をバックレようとしているのではない。
会社が背信行為を働いているから筋を通すのだ。

絶対に辞めるぜ、僕はッ!!

0 件のコメント: