明日、月曜日は弾劾裁判が行われる……。
まあ、僕は弾劾する方なんだが……。
金曜日にコッソリ呼び出された。
「あっちのチームの進捗状況、どうなってる?」
と。
僕は正直に答えた。
僕はチーム間連携と称して他チームの開発にも深く首突っ込んでるから分かるのよ。
進捗は限りなくゼロに近い、と……。
向こうのチームメンバー自身より僕の方が精密に現状を理解していると言って良い。
原因は、決定的な技術力不足。
Webシステム開発の定石を知らない人が設計している。
ここで言う「定石」とは簡単も簡単。
・画面は保存ボタン1回のクリックで1レコードが保存されるようにデザインするべき。
・画面遷移する際、次の画面の初期表示に必要なパラメータを渡さなければならない。
この程度の話。
しかしあのチームの画面設計やっている人は上流工程しか経験が無いのか、上記のような最低限の技術的知識を有していないみたいなのよ。
だから僕が首突っ込んでチラッとレビューすると、
「この画面を表示する為の情報が足りませんよ」
「この画面デザインだと情報を保存するタイミングがありませんよ」
こういう話がボロボロ出て、もちろんそれは手戻りになる。
正直、他チームの話だし、画面の美的センスがイマイチだってレベルの話ならば僕も敢えて黙っておこうとは思っているけど、上記みたいに『製造不能レイアウト』の場合は、流石に放置は出来ないでしょ?
って感じで山のように修正が入った結果、スケジュールに大幅な遅延が発生している……。
結果、来週月曜に弾劾裁判が開催されることになっちまった。
つまり、
「あなた達、業務遂行に必要となる最低限のスキルが無いでしょ?」
こういう話をしなければならん。
問題は、その有罪判決の根拠となるのが僕の証言だってことよ。
僕は余りそういうシチェーションは得意ではない。
どう立ち振る舞えば良いか……。
参ったな、こりゃ……。(´・ω・`)
1 件のコメント:
今、東京に移動中。次、新横浜。
裁判か…。その業務をやるのに最低限の知識も技術もないとか、しかもチーム全員、信じられんな。知らないなりにも、自分が設計しているものがおかしいとかわからないものかね…?とか気付ける人なら救いはあるだろうに。
コメントを投稿