最近、『残業代を無くして柔軟な働き方を出来るようにしよう』って動きが活発化しつつあるな。
労働の価値を「時間」で評価するか、「成果」で評価するかは難しい問題だ。
そりゃ「成果」で評価する方が正当に決まってるけど、それをやるとガチで殺される人もいるからな。
真面目であることだけが取り柄で能力は低い、みたいな人もいるけど、
そういう人を見殺しにするわけにはいくまいよ。(´・ω・`)
そもそもサラリーマンの『定時8時間』という雇用形態自体に非合理があるんだよな。
仕事ってのは忙しい時と暇な時があるだろ?
暇な時は8時間も仕事やっておるまい?
「残業代が出なくなることには反対だ!!」
って意見は根強いけど、
「なら、残業代は出すけど、仕事無い時は給料減らしていい?」
って言われたら、言葉に詰まるよな。
定時&残業代制度ってのは「暇な時でも無条件に給料を払い、忙しい時は追加料金をよこせ」っていう制度だから、どうしてもどこかに歪みが出るわ。
もちろんサラリーマンの給料は「働いていない時間が一定時間存在する」っていうのを前提に経営者側が計算して払っているわけだけれども、
その計算なんて丼勘定なわけで……。
僕が思うに、上記の問題を「労働に対する評価」という認識で考えるから整理が出来ないんだよ。
労働を時間で評価する制度は生活保護の簡易版だ。
・無労働で一定金額を支払うことを生活保護。
・労働の成果に対して金を支払うことを給与。
・労働の時間に対して金を支払うことはその中間。生活保護の民間委託。
こう考えるとスッキリする。
で、この「生活保護の民間委託」の部分を抹消するってことは、
代わりに働いている人への税金を増やし、正規の生活保護費を増額しないと釣り合いが取れねえ……。
デンジャラスな気配がプンプンするぜ。(;´・ω・`)
2 件のコメント:
時間に応じて給与が変わるのがいけないなら、労働時間が8時間を超えない範囲で好きな給料の払い方にすればいいだけ。成果主義にするために残業代を無料化する必要性は全くなくて、そういう話は完全に詭弁。
労働時間減らしたいお。(´・ω・`)
コメントを投稿