• 2009年9月5日土曜日
ウズマスターの日々
ウズマスターの日々 https://blog.uzumax.org/2009/09/blog-post_5.html

あらすじ

構想がまとまってきたな。

仮面ライダーや冥王計画ゼオライマー、バオー来訪者のように、
「特定少数の超人が悪の巨大組織を壊滅させる」というパターンを採用する。

===あらすじ===
舞台は2050年の日本。
21世紀初頭から始まった少子高齢化社会が予測を超えるスピードで進行し、
未婚率急増、労働人口激減、国力の低下、自殺者の激増といった結果を招いた。

それらの深刻な社会問題を解決するため、ある秘密政策が政府主導で進められた。
NAA(Nationai Anti Aging)政策と呼ばれるそれは、
所謂「モテる」とされる要素を併せ持った人間を、遺伝子工学によって人工的に製造し、
少子高齢化に起因する全ての社会問題を解決する計画である。

日本社会の風潮として子供を「天使」に例えることが多いことに習い、
この政策で生み出された子供は、
「ジェネティック・エンジェル<遺伝子工学的に作られた天使>」シリーズと命名された。

ジェネティック・エンジェルシリーズは、具体的には以下の能力を備える。

・容姿端麗である。
・社交性に長ける。
・身体能力に優れる。
・頭脳明晰である。

また、子供を育てる親の役割を担当する人間が不足しているため、
製造される子供は大人の手を煩わせないで自活できることが重要条件である。
そのため、培養槽にて胎児の状態から一気に13歳まで成長させられる。
物語は、そのようにして生まれたジェネティック・エンジェルシリーズの1体である主人公が、
一般的な中学生を装って転校するところから始まる。

しかし、物語が進むに当たって、NAA政策の闇の部分が明らかになっていく。

ジェネティック・エンジェルは牛や馬と同様の、
国家による家畜、すなわち「国畜」として生み出された存在である。
よって、男性体は競走馬と同様に、最も優れた成績を上げた一体のみが種子として残り、
それ以外は全員が廃棄処分、もしくは人格消去の後に労役となる。
女性体も男性体の処置に対応した、人格無視の処置が取られる。

真相を知った主人公は、
先天的に与えられた超人的肉体を駆使し、激戦の末にNAA政策を破壊、凍結させる。

主人公は政策から解放されたことで本当の普通の中学生となり、
普通の楽しく明るい生活を送るようになる。

===以上===

どことなくプロレタリア文学っぽいところが気になる。
政治的思想を込めているような雰囲気は出したくないのだが、
最初に考えた設定を守ると、どうしてもこうなる。
その辺りは文中の表現を調整することで何とかしたいな。

あまりライトノベル向きではないのかもしれないが、
まあ、とりあえずやってみるか。

なお、主人公は「モテる要素を全て備えた人間として作られたにも関わらず、微妙にダメ人間で、全然モテないために四苦八苦する」という話であるので、ハーレムなストーリーは期待しないよう、忠告しておく。

7 件のコメント:

Anonymous さんのコメント...

そうか、オレは人格消去後の労役に就いていたのか…消されないだけ良かった。頑張れエンジェル!

人間失格(´・ω・`) さんのコメント...

(´・ω・) ううむ確かにラノベと言うか少し文学っぽいところがありますね。書くの大変そうですが完成させれば名作になりそうな予感。

秋原聖斗 さんのコメント...

普通に文学の賞に出したほうがいい気がする
そもそも、出版不況とはいいつつも、やっぱり一般向けの普通の小説として出したほうがラノベより売れるんだし
それに本も、ラノベだと文庫だけど小説は単行本なので収入もラノベよりも多いし
NHKにようこそみたいに一般向けとして出してもアニメ化とか漫画化はされる可能性は大いにあるし
まあ、とりあえずは完成を期待

ウズ党 さんのコメント...

こんばんは。ミルクたん以前からいつも楽しく拝見させてもらってます。
最近立ち読みしたヤンマガかスピリッツになんとなく設定の似たマンガが連載してました。近未来、弱った国力を立て直すために優秀なDNAの人間を選び出して種雄にするというハーレムマンガです。
題名は覚えてないのですがピンときてしまったので報告しときます。

ウズマスターRYU さんのコメント...

来年の3月までに完成させる。
とりあえずはこの前規約違反になったヤツを送り直さねば・・・。

かたつむり さんのコメント...

( ^ω^)wktk

缶詰 さんのコメント...

わくわくわくわくわ(*`・ω・)