段々と次の小説の構想が浮かび上がってきた。
世界観のベースは「幸福の王子」だ。
http://www.hyuki.com/trans/prince.html
大まかなストーリー構想は、以下のような感じを考えている。
・主人公の状態は、物語開始の時点が最も、金銭的、身体的、環境的に恵まれた状態にある。
・物語が進むにつれて色々な物を失っていく。
・最終的にはほとんど何もない悲惨な状態になる。
・最後の最後で「救い」があって、ハッピーエンドで終わる。
ターニングポイントとして考えなければならないものもいくつか上がってきた。
▼開始状態
1.最初は極めて幸せな人間が、坂を転げ落ちるように悲惨な目に遭う。
2.元々不幸な人間が、さらにさらにどうしようもなく悲惨な末路を辿る。
▼動機
1.不可抗力によって災難に巻き込まれる。
2.主人公が自らの意思で、あえて茨の道を選択する。
▼結末
1.予期せぬ形で舞い降りた幸福である。
2.最初から戦い続けた結果として勝ち得る幸福である。
しかし、こうして書いているうちに、段々と定まってきたな。
「2-2-1」で行くか。
1.主人公が壊滅的に超不幸な人間である。
2.そこへ、同じく不幸なヒロインと出会う。
3.主人公の犠牲と引き換えに、ヒロインの問題が解決する。
4.主人公が野垂れ死に寸前まで追い込まれる。
5.ギリギリのところで、今度は逆に主人公がヒロインに助けて貰って、ハッピーエンド。
まあ、話の根幹はこんなところか。
これを念頭に置きながら、純粋で、穢れの無い、しかし背徳的で、残酷で、さらに幻想的で、オマケにノスタルジアな、そんなようなストーリーを考える。
かなり難しいけど、やってやるぜ。
8 件のコメント:
( ´・ω・) おお、第二作の構想キター!ウズさんはテーマとかストーリーをしっかりと作れててすごいス。おいらはある程度構想は練るものの場当たり的です…そして完結しないという。
東野圭吾が書きそうですね。
ウズマスターらしいネタだな。
オレも含めてだが、非リア充には幸福について考えることが多いように思う。
頑張ってくれ。
小説は労力が大きいからな。
確実に完成させていくぜ。
ホラーの要素なんかも入れてちょんまげ。
とりあえずかわいい女の子だしとけばいいよ
段々決まってきた。
まあ、第1作で受賞していて欲しいんだけどな。
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