• 2025年9月23日火曜日
ウズマスターの日々
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地獄先生ぬ~べ~

 普通に生活していると仕事と家庭で一杯一杯になってしまうから、気力がある時に頑張っていかねば。地獄先生ぬ~べ~を視聴開始。(´・ω・`)

地獄先生ぬ~べ~と言えば、僕が小学校の頃にジャンプに連載されていた漫画。非常に名作で、全てを追えているわけではないが、続編やらスピンオフやらも続いていると聞く。

この作品の特徴は、全方位的な王道さだろう。

  • ストーリー:勧善懲悪
  • キャラ:可愛い
  • お色気:あり
  • バトル:熱い
  • 妖怪:スリリング
って感じで、どの方面を切り取っても高い完成度を叩き出す。

例えば、普通のバトル漫画だと、ヒロインは確かに可愛かったりするけど、基本的にはバトル漫画はバトル中心でしょ?

ぬ~べ~の場合、「よっしゃ、とりあえず服を破いておこう。そしてバトルフェーズへ」って感じで、偏らない。

常にバトル漫画であると共に、ラブコメでもあり。根本的には道徳的なストーリーであり。って感じで、多角的で高度なエンターテイメント性を持つ。

特筆すべきは、「妖怪」だろうな。

毎回毎回、多種多様な妖怪が登場するんだけど、妖怪を絵で描くって普通は出来ないはずなのよ。

「可愛い女の子」を描くことが得意な漫画家やイラストレーターは沢山いるだろう。

ぬ~べ~の場合、「可愛い女の子を描きつつ、千差万別の魑魅魍魎を描きつつ、それを活かして激しいバトルも描きつつ」という無限のバリエーションがある。

こんなことは普通は出来ないのよ。作者の先生の柔軟な才覚があってこそだ。

だからなのかな。最近の漫画はスピンオフ作品は別の作者やアシスタントの弟子みたいな人が描いているケースも少なくないと思うんだけど、ぬ~べ~系列はスピンオフも含めて全部同じ人が描いている。

その他の作者では、人間キャラは描けても、妖怪が描けない。それでは作品が成り立たない。

そんな事情があるのではないか。憶測だけど、そうであっても不思議ではない、作者の先生にはそれくらい特別な才能を感じる作品だ。


さて、アニメだけど。

今回のアニメ化は「漫画のアニメ化」と言うより「漫画を原作としたオリジナルアニメ」という感じがするね。

ゲゲゲの鬼太郎に近づいていると言うか。

ゲゲゲの鬼太郎って、原作漫画は今となっては全然違うじゃんね? 「原作=元ネタ」くらいの位置付けで、着想を得る土台にはなっているけど、新しい作品である。

今回のぬ~べ~もその路線で、漫画がそのままアニメ化されている路線ではない。全然違う。

大事なのは、二次創作者の感性。

  • 肝心なところは原作を大事にする
  • 変えて良い部分はアレンジする

こういう匙加減。アニメ化を担当する人間が原作の根っこの部分を理解しているかどうか。

そういう微妙な感性、才覚が要求される仕事だと思うが。


今回のぬ~べ~の場合、かなり秀逸だと思う。(´^ω^`)


ちゃんと分かっている人が、現代の視聴者が付き合い易いように整理して放送してくれている。

まだ1話しか観ていないけど100点に近い。(´^ω^`)

続きも頑張って観ていくぜ~。(´^ω^`)

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