• 2025年2月15日土曜日
ウズマスターの日々
ウズマスターの日々 https://blog.uzumax.org/2025/02/blog-post_15.html

そして伝説へ

 ちょっと出遅れてしまったが、リメイク版のドラクエ3をクリアしたぜ。(´・ω・`)

僕はゲームは手広くやるほうだが、どれか一つ、人生で一つだけ選ぶならコレというゲームを挙げるとすれば、それはドラクエだ。

僕の少年時代の思い出だからな。

なので、流石にスピンオフまでは手が回らないけど、正当ナンバーだけはどうしてもクリアしておきたかったのよね。

さて、以下感想。

総評としては、十分良作である。ドラクエの王道に守った。(´^ω^`)

が、実は事前情報から「ゲームバランスが悪い」「簡単過ぎる」という悪評もあって、そこは心配していたんだけど、プレイスタイルで回避することが出来た。

まず背景として、ゲームデザイナーの堀井雄二のコメントがある。

昔、子供たちは1本買うと半年くらい新しいゲームを買ってもらえなかったので、どれくらい長く遊べるようにするかが難しかったんです。でも、今はいろんなエンタメがあるので、逆に長いと好まれないんです。

この言葉の意味を正しく捉える必要がある。つまりこういうことなんだ。

  • リメイク版ドラクエ3は、誰でも手っ取り早く簡単にクリアする方法がある
  • 気に入らない人は自己縛りプレイでヨロ

この「自己縛り」というプレイスタイルが出来るかどうか、という点がプレイヤー毎に評価を分けるポイントなのだろう。

僕はゲームをプレイするに辺り、楽しむことを重視するスタイルである。例えば格ゲーとかをプレイする時も、強いと評判のキャラを使うのではなく、見た目が好きなキャラを使うタイプだ。

ドラクエ3で言うと、今回は「魔物使い」の「ビーストモード⇒魔物呼び」が非常に強いという噂だった。確かに強い。

だから「魔物呼び連発するだけのゲームじゃん?」という悪評が出る事情も察するところである。

でも、魔物使いが勇者そっちのけで大暴れでは、イメージに合わないっしょ? 強いかどうかではなく、僕の思い出のドラクエであることが重要なのだ。

だからのこの手は使わず、伝統的な「ルカニ⇒バイキルト」で火力を出していくスタイルでプレイを続けたところ、ギリギリで勝てた。(;´^ω^`)

絶妙なゲームバランス。

「ビーストモード」「魔物呼び」「ラリホー」を自己縛りすると生死の戦いになる。

ここから察するに、事前に心配していた「ゲームバランスが悪い」という悪評は、クリエイターの能力不足でそうなっちゃったのではなく、敢えてそうしたんだろうな。

いくらHD-2Dリメイクと言ったって、ドラクエ3は所詮は30年以上前のゲームだ。

今回のリメイクは、ドラクエ3を本格的にリビルドするという趣旨ではなく、最近の人にも触れやすい場所に公開する、ということなのだろう。

  • ドラクエ1、2、3みたいな古いゲームも手っ取り早く履修したい人にオススメ
  • 自己縛りすれば伝統的なドラクエも楽しめる

こういうことなんだな。

「遊び方をプレイヤーに委ねる」というのも、一つの判断ではないか。

ドラクエほどのビッグタイトルであれば、世界に広く普及させることが第一、親しみやすさが第一で、ゲーマー的な高いハードルを設定するのとは違う方向性なんだろうね。


何にせよ、バラモスやゾーマの声も聞けたし、ストレス無く楽しいプレイ時間を過ごせたし、ドラクエ3はやっぱり名作である。


現状、ゾーマを倒したところだから、今後ゆっくりクリア後の世界を進めていこうと思う。(´・ω・`)

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