• 2022年2月15日火曜日
ウズマスターの日々
ウズマスターの日々 https://blog.uzumax.org/2022/02/blog-post_15.html

大塚家具消滅

遂に逝ったか。(´・ω・`)

実にアホな話やったな。(´・ω・`)

武田勝頼にあらず

Twitterに話題になっているのが、「久美子は武田勝頼だったのか?」ということ。

僕は違うと思うのよね。
と言うのも、武田勝頼は父親である武田信玄の路線を継承したものの、力及ばず織田信長の前に敗死。
久美子は親父を全否定して自滅。

  • 父親と同じことをやろうとして出来なかったのが武田勝頼
  • 敢えて父親と真逆の方向に舵を切って自滅したのが久美子
僕としては、二代目で王国が崩壊した「結果」の部分よりも、過程を重視して評価したい。(´・ω・`)

珍しいタイプ

しかし、久美子のこの醜態は余り聞かないおね。(;´・ω・`)

良くある話としてはそもそも2代目3代目がトンデモ無い馬鹿息子で、碌に仕事もせず遊び呆けて……って感じだと思うんだけど、久美子は大真面目にやってたんでしょ?

強権を持ってトップダウンの元、全身全霊を注いで大改革に取り組んでこの体たらくってのは聞いたこと無い。
日本じゃなかなか見かけないパターンじゃないか?

クーデター政権

僕が思うに、久美子の経営はクーデター政権だったんじゃないか?

ポル・ポトとかそうなんだけど、まずそもそもクーデターが起きるってことは、元からその国やその組織は問題を抱えているのよ。
でも、問題があっても0点ってわけではないじゃない? 40点か、30点か、低いながらの評価点はある。

そこに過激派が現れて、前政権の関係者を武力で追放する。過激派はそういう経緯で政権を奪取しているから、まずやる事は前政権の全否定だ。

元々が40点や30点の成績だったところ、「このままではいけない!!」と強気で改革して0点になっちまう、という。(;´^ω^`)

両立すれば良かったのに

大塚家具は元々は高級路線。でもその高級路線に陰りが見えていたから、大衆路線に切り替えようとしたのが久美子なわけでしょ?

新しい道を模索することは別に悪くなくって、高級家電パナソニックと大衆家電ナショナルみたいな感じに、「久美子家具」でも作って市場調査すれば良かったんだ。

何でそれが出来なかったかと言うと、上述のようにクーデター式で経営権を取ってるから、何としても親父の全否定が必要だった。そうしないとクーデターの正当性を失ってしまうからね。

結果、無軌道な大改革を行ってコントロール不能に陥って自滅。

つまり、「経営改善」ではなく「ガラガラポン」に行っちまったのがこれほどの凋落の原因なんだろうなぁ、と僕は思う。

いやはや、リスクマネージメントは重要おね。(´・ω・`)

ヤマダ家具

これで、今後はヤマダ電機で大塚家具製品が並ぶわけか。
まあ、テレビ買ったらテレビ台も必要になるし、組み合わせとしては良い感じだよね。

ヤマダ電機にとっては良い展開なんだと思う。

可哀想なのが、大塚家具の元々の社員。元々の大塚家具は優良企業。大して、家電量販店なんてブラック業界の代表じゃねえか。年収も100~200万くらい下がってしもうたやろ。

上手く逃げれた人は良いけど、アホな経営者の元にいつまでもぶら下がってたノロマは人生設計も台無しや。

生き残る為には平社員と言えどもフットワークを鍛えねばならんね。(´・ω・`)

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