さて、この若い衆にはどう対応するべきか。(´・ω・`)
厄介なのは無理解癖とでも言おうか、理解していないものを理解していないまま話を進めてしまう癖なのだが……。
例えば、人間ってのは誰でも間違いはあるじゃない? 問題となるのは、その間違いに筋道があるかどうかだ。
- 私はこういう風に誤解していました。⇒だからこういう風に間違えました。
とか。
- これは書き間違えです。⇒頭では分かっていますが書く時に間違えただけです。
とか。
- 単純にうっかり忘れていました。
とか。
間違いにも辻褄というものがあるわけよ。
大抵の場合、焦点となるのは、その数だ。間違いがあるか無いか、多いか少ないか、という程度の問題だ。
ところが、この若い衆の場合は、辻褄が合わない。
(´・ω・`)「どういう思考回路をしとるねん?」
と、そこから分析を始めねばならん。
根本的には、仕事の要件を理解していない。
理解していないにも関わらず、他人が言った単語をそのまま横流しすることで会話しようとする癖がある。
だから、前後の文脈がたまたま一致した時は正しい事を言う結果となるのだが、一方でさっきは正しい返事が聞けたはずなのに、今は違ったことを言っている、のような無軌道さが発生する。
この若い衆が本当に理解しているのか、誤魔化しているのか、会話の中でそれを見抜くのが非常に難しい。(;´・ω・`)
見抜けないと何が起きるか?
それは、僕が悩まなければならない範囲が変わってくる、ということだ。
もし相手の状況が本質的には理解しているんだけど、部分的に取り違えているであれば、そこを訂正すれば良い。
ケアレスミスだったら、単純に「ここ直して」で終わりでしょ?
しかし、口では部分的ミスであるかのように吹聴しているけど、頭の中身は根本的に理解していないのであれば、前日に遡って再説明しなければならない。
しかし、説明した直後は、今、僕が使用した断片的単語を繋ぎ合わせ返事してくるから、本当に理解したかどうかが見極められない。
ここが非常に難しい。
そもそも、仕事以前にその思考癖の方を指摘するべきか? いやぁ、それだと相手の理解力を越えてしまう。その話をするにはタイミングを見極める必要がある。
- 詳細部分の不整合
- それを生み出す根本的な不認識
- その背景となる本人の性格、無理解を自覚しながら直そうとしない思考癖
この全てを怒り狂いながら一気にまくし立てるというのは乱暴で、本人が気付きを得るように筋道を立てて説明していかねばらならん。
なかなか難しいミッションだ。(;´・ω・`)
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