• 2020年12月6日日曜日
ウズマスターの日々
ウズマスターの日々 https://blog.uzumax.org/2020/12/blog-post_64.html

三密論文

ちなみに、僕がセミナーに十数万円も払って、どんな勉強をしているのか、諸君らに無料でお教えしよう。(´・ω・`)

例えば、

リモートワーク開発について、私見を述べよ。

みたいな問題が出るとするじゃない?
どんな論文を書く?

パッと思いつくのはこんなところだろう。

  • リモートワークはコミュニケーションの問題が発生する。
  • チャットとかビデオ会議を使って遠隔コミュニケーションを促進する必要がある。
  • セキュリティに注意しなければならない。

こんな論文は誰でも書けるんだよ。
これでは合格にならない。
合格論文は、もっと具体的かつ、専門性に富んだ回答をしなければならない。

例えば、僕みたいなプログラマー部門の人間だったら何を書くか?

例えば、同じリモートワークでも、100人規模の大規模ウォーターフォール開発体制と、5人チームの小規模アジャイル開発体制では、難度が全然違うでしょ?

100人全員が一斉にリモートワークに移行したら滅茶苦茶やがや!!
でも、元から5人くらいの小規模チームで、かつメンバーも相応にスキルが伴っていれば、別にリモートワークに移行するのも難しくないよね?

また、そこにコロナ対策という背景も加わったらどうか?

100人規模のデスマ開発なんて三密そのもの、タコ部屋、典型的なクラスター発生源やろが。
5人規模の開発体制であれば、そりゃ家族が同じ所にいるのと変わらん。

リモート開発という意味でも、コロナ対策という意味でも、開発規模は小規模チームに区切ることが合理的なんや。

こういうのは僕みたいな現場を知っているエンジニアでなければ出てこない。VPNで繋いでセキュリティを担保、とかそんなのは仕事している人間はみんな知っとる。知ってても、それを書くべきタイミングが今だ、と気付くかどうか、ということや。
システム開発部門の人間だからこそ知っている具体的な着眼点を論文では表現する必要があるんや。

セミナーで勉強しているのはそういうことや。

「文章の上から下まで筋が通っている」というだけの国語力の問題では済まんのや。
「専門性とは何たるか?」を言語化して踏み込まねばならんのや。

上記みたいな話は経験のあるエンジニアならみんな知っているけど、いざ問題として論文を書けと迫られた時に、「ああ、この問題はそういうことを聞いているのか」と理解出来るかどうかは別の話だ。

セミナーではこういうことを教えて貰っている。「こういう問題ではこういう事を書くべきなんですよ」という趣旨だな。それを勉強している。

どや。こんなブログを読むだけでも勉強になったやろ?

諸君らも真面目に勉強しなければアカンで。m9(´・ω・`)

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