金を貰えるから黙って座っているけど、仕様が決まらん、仕様が決まらん。
仕様が決まらん限り、これ以上出来ることが無い。
もう最初に聞いていた納期は過ぎているし、どうすんじゃこれ。(;´・ω・`)
今日はちと、この「仕様が決まらない」という話を。(´・ω・`)
仕様未確定のカラクリ
「仕様が決まらない」という意味は技術者なら誰でも分かると思うけど、「何でそうなっちゃうの?」というのは、お客様側にも首を突っ込んでいるSIerじゃないとピンと来ない部分である。この辺りに開眼しているかどうかで、単なるITオタクとビジネスマンの違いが生まれてくるわけだが。
今の現場はこういうことなんだって。
例えば今、ここにヤカンがある。
クライアントは雑貨販売業だ。
クライアントは2020年度の目標として、ヤカンの売上推進を計画している。
だからヤカン販売サイトを構築するのが僕の仕事だ。
この時点で機能の概要は見えてくるよね。
販売サイトである以上、
- ログイン
- ヤカンの品ぞろえ選択
- 送付先入力
- クレジットカード認証
- 注文確定
などなど。
細かい事はさておき、「大体こういう機能が必要でしょ?」くらいは分かるから、そのレベルではもう作っちゃってるのよ。
じゃあ、「仕様が決まらない」とは、何が決まらないのか?
販売戦略だよね。
営業A「ヤカンを一律で値下げするべきだ」
営業B「いや、全部一律ではなく、一部の製品に限ろう」
営業C「値下げじゃなくて、オマケを付属するキャンペーンの方が良いんじゃない?」
営業D「値下げするにしても、新規顧客と既存顧客で待遇を変えるべきだろう」
みたいな。
オマケを付けるならオマケマスタテーブルを用意しなきゃいけないし、新規顧客と既存顧客で値段が変わるなら値段判定ロジックを変えなきゃいけない。
こんなのもう、決めて貰うしか無いじゃない?
これが決まらないのよ。
営業A~Dで特に誰が一番偉いというわけでもないから、案はあるけど確定は出来ない。
元々は3月1日から販促開始だと聞いていたけど、既に2月下旬なんですが?
で、2月28日(金)になってから、
(`・ω・´)「ヤカンを買ってくれた人にはポイントを付与して、次回購入時に値下げするというキャンペーンに決まった!!」
みたいな!!
だったらポイント管理テーブルとか作らなアカンけど、そんなの3月1日までに間に合うかい!!
と言うわけで、最初に聞いた話では2月中旬に納品、3月リリースだったんだけど、既に無実化しており、本当の納期は誰にも分からない。
しかし、僕はSESだから、ともかく現場に顔を出していれば金を貰う契約は成り立つというだけである。
と言うわけで、最初に聞いた話では2月中旬に納品、3月リリースだったんだけど、既に無実化しており、本当の納期は誰にも分からない。
しかし、僕はSESだから、ともかく現場に顔を出していれば金を貰う契約は成り立つというだけである。
こんな感じ!!
つまり、仕様が決まらないとは、
(´・ω・`)「あなた方、一体何がしたいんですの?」
と、ここが決まらないって意味なのよ。
「要件を仕様書というドキュメントに固めるのに難航している」とか、そういうシステム開発の話じゃないわけよ。
ビジネス展開をどうすんの、と、そこで止まっている。
('ω')「Aさんはこう言うけど、Bさんの言うことも一理あると思うし、う~ん」
とか、そんな状態をズルズルやってては、そりゃ下流工程に相当するシステム開発チームの仕事も止まるわな!!
「仕様が決まらない」とはこういう意味だ!!
となってくると、問題はこの状況に対して、どういう姿勢を取るか、という決断だ。
「そんなの技術者の仕事じゃないし」みたいな姿勢で凝り固まってるようなタイプもいるけど、それだとITオタクかもしれんがビジネスマンとしては下等である。
かと言って無鉄砲に風呂敷を広げるのもイカン。
情勢を酌んで、自分が介入できる余地があるようだったら首を突っ込み、ヤバそうな気配を感じたらバックレる、押し引き自在の風林火山の挙動がエンジニアには求められる。
やっぱりシステム開発は戦争だな!!
だが、最後に生き残るのはこのウズマスター様や!!
責任を持って、タワケた宦官共を地獄に突き落としてくれるわ!!(`・ω・´)
と、ここが決まらないって意味なのよ。
「要件を仕様書というドキュメントに固めるのに難航している」とか、そういうシステム開発の話じゃないわけよ。
ビジネス展開をどうすんの、と、そこで止まっている。
('ω')「Aさんはこう言うけど、Bさんの言うことも一理あると思うし、う~ん」
とか、そんな状態をズルズルやってては、そりゃ下流工程に相当するシステム開発チームの仕事も止まるわな!!
「仕様が決まらない」とはこういう意味だ!!
となってくると、問題はこの状況に対して、どういう姿勢を取るか、という決断だ。
「そんなの技術者の仕事じゃないし」みたいな姿勢で凝り固まってるようなタイプもいるけど、それだとITオタクかもしれんがビジネスマンとしては下等である。
かと言って無鉄砲に風呂敷を広げるのもイカン。
情勢を酌んで、自分が介入できる余地があるようだったら首を突っ込み、ヤバそうな気配を感じたらバックレる、押し引き自在の風林火山の挙動がエンジニアには求められる。
やっぱりシステム開発は戦争だな!!
だが、最後に生き残るのはこのウズマスター様や!!
責任を持って、タワケた宦官共を地獄に突き落としてくれるわ!!(`・ω・´)
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