厚生労働省が氷河期限定の採用試験を行うって話なんだけどね。
初任給18万円、かつ“職務経験”を考慮して決定 厚労省の「氷河期限定採用」は苦しむ世代の“氷山の一角”も救えない
厚生労働省は12月25日、「厚生労働省本省 就職氷河期世代採用選考」を行うと発表した。1970年4月2日~85年4月1日の期間で生まれた人を対象に行う。他に、2019年12月25日以前1年間に正規雇用労働者として働いておらず、前5年間で正規雇用労働者として働いた期間が通算して1年以下という条件も課す。
流石の僕も引くわ。。。(;´・ω・`)
超低待遇
まず試験を受ける条件として、前5年間で正規雇用労働者として働いた期間が通算して1年以下という条件も課す
だから、心底の底辺派遣しか対象にならんということだよね。(;´・ω・`)
例えば、悪名高いSESエンジニアだけど、SESエンジニアは3次受け企業の正社員が2次受け企業に出かけるような話であって、曲がりなりにも正社員だからね。
「前5年間で正規雇用労働者として働いた期間が通算して1年以下」という条件を満たすのは、言っちゃ悪いがIT業界では見たことも無いような底辺層って意味でしょ?
いや、今の僕はフリーランスだからこの人達の仲間と言えば仲間だけど、(悪い言い方で申し訳無いが、)僕とは事情が違う人達だよね……。(;´・ω・`)
まあ、そういう本当に困っちゃってる人を対象に救済措置を取るという政策なんだから、対象者が絞られるのは仕方が無い。
そういう人達を対象に採用試験を行う。
そして見事に合格した暁の待遇はと言うと……。
高卒、40歳の場合には「月額18.2~27.4万円」とモデルを示している。その他、扶養手当や地域手当、住居手当やボーナスを支給するという。
公務員のボーナスは凡そ2ヶ月だから、「月額18.2~27.4万円」は、「年収254万~383万」という計算になる。
(;´・ω・`)
ただ、今回募集するのは就職氷河期世代。つまり、過去に正規雇用の経験が乏しい人だ。「職務経験による」としてはいるが、初任給として定めている「月額18.2~27.4万円」のうち、多くの人は低めから給料がスタートするのではないだろうか。
(;´・ω・`)
「職務経験」ってのが何の話をしているのか分からないけど。
僕のイメージ的には、この試験に応募してくる想定受験生ってのは、例えばコンビニのバイト20年とか警備員20年とかだよね。
それは「公務員の職務を遂行する上での職務経験」とは認め難いから、職務経験はゼロとほぼ同等だろう。
だから、モデルが「年収254万~383万」と言っても、中央値は凡そ年収300万という所ではないか?
そういう人達の現在の収入はと言うと、警備員の日給を8000円として20日働くと、月給16万。年収192万。
確かにそれに比べれば収入UPになるわけだが。
(`・ω・´)「年収200万のお前が年収300万になるチャンスを与えてやろう!!」
(`・ω・´)「年収300万が欲しければ試験に挑戦し、同期の氷河期達を見事打ち倒し、勝ち残ってみせよ!!」
(`・ω・´)「勝者のみに年収300万を与える!!」
(;´・ω・`)
流石に引くわ。(;´・ω・`)
これもう、ちょっと詰んでるって言うか何て言うか。
ギブアップだよね。(;´・ω・`)
絶句。(;´・ω・`)
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