自宅勤務だと、こういう風にハニーが忙しい時に僕がフォローに入れるメリットがある。
我ながら良い旦那様やろ。
さて、せっかく僕がディナーを作る機会だから、話題の野菜ジュースカレーに挑戦してみたぞ。(`・ω・´)
手順公開
野菜ジュースカレーは普通のカレーで水の代わりに野菜ジュースをぶち込むだけのシロモノであるから、何ら難しいものではない。では、作っていこう。
肉
最初は肉だ。カレーというのは「ビーフカレー」とか「シーフードカレー」とか言うように、基本的には肉が主役となって名称が決まる。
僕が作るのはチキンカレーである。
まず、肉を用意した。
これは手羽小間と言ってな、手羽先の余りみたいな部位の肉である。
これが異常に安くて、2kgで400円くらいだったと思う。
ただ、安いには安いだけの理由があって、この肉は臭みが強い。
調理方法次第ではその臭みが問題になってしまうのだが、カレーならばその臭みが問題にならないと思い、今回採用となった。
また、この肉はアクも凄く出るから、事前に湯を通してアク抜き、油抜きを済ませた結果が、上記の画像である。
これを最初に投入する。
油抜きをしたということはカロリーも少ないということだから、なかなかの健康志向と言えるだろう。
野菜
次に野菜を投入する。まず人参。
次に……、まあ入れる材料なんて何でも良いんだけど、賞味期限が迫っていそうなしめじを発見したので、それも採用。
カレーは食材の処分に活用するのが生活の知恵だ。
あと、この家、何故かピーマンが15個くらいあるぞ。(;´・ω・`)
使った方が良いと思ってピーマンを投入。
後は……、とりあえずたまねぎでも入れておくか。
この時点で量がいっぱいになってしまった。
カレーを作る時に気をつけなければいけないのは、具を溢れかえらせないこと。
調子に乗ってどんどん入れていくと鍋から溢れてしまうから、ほどほどの所で自粛する慎ましい人間性が必要となる。
じゃがいもは入れるスペースが無いと判断して省略だ。
これを炒めるぞ。
諸君らは何のためにカレーに使う野菜を炒めるか知っているかね?
炒めることによって野菜に香ばしさ、味わい深さが生まれるという意見も間違ってはいないが、肝心なのは水分である。
炒めることによって野菜の水分を飛ばす。
即ち、カレーの味を濃く出来る。
次の工程の話になるが、カレーを作る点で難しいのは水分量である。
水分の多い野菜を多く投入すれば、カレーが水っぽくなるのは当然だろう?
カレーは投入する具次第で水分対策を変えねばならない。
これがこのIT業界の料理の鉄人、ウズマスター様の知見というものである。
煮込み
具は全て揃った。いよいよ煮込んでいくぞ。まず、鍋に具を全部入れるだろ。
ここに野菜ジュースを投入する。
500mlを計って投入。
どう?
完全に野菜が水を超えているでしょ?
これじゃ野菜に火が通らないんじゃないか、という気がするのかもしれないけど、実際のところ、煮込んでいくと野菜から水が出るから問題無い。
特に僕の場合、圧力鍋を使うから、なおさら野菜の水分を還元することが出来る。
水は少な目が良い。
圧力鍋を蓋して加熱開始だ。
最近買った電子圧力釜の出番だ。(´^ω^`)
カレーは普通に火で煮込むと吹きこぼれとか大変だけど、電子圧力釜だとそういう心配も無く、本当に綺麗に煮込み料理が作れる。
では、スイッチ、オン!!
何と、10分で火が通ってしまうそうじゃ。
世の中も便利になったものよのう。(´・ω・`)
味付け
10分経ったぞ。出来栄えはどうだ!!ほら!!
水分は十分でしょ?
やっぱり水分は少な目が正解なんだ。
ここにカレーのルーを入れていく。
最初はルーをパックの半分である4個使うつもりだったけど、味見したら味が薄かったから、ルーは6個入れた。
味見ってのは大事だぜ~。
プロジェクトでいう所の試験工程である。
食事
後はハニーの帰りを迎えてから、一緒にディナーとなった。大根とリンゴのサラダ、ホウレン草のスープを加えて、以下のとおり。
なかなかしっかりしたメニューだろう。
さて、肝心の味はと言うと……、甘口だな!!
野菜ジュースが入っているから、それだけ甘い。
甘口カレーが好きなハニーにはピッタリのカレーだ。
僕はどちらかと言うと辛口派ではあるが、甘口カレーとしての出来栄えは上々であったと思う。
将来の展望
さて、今後のことだが、この野菜ジュースカレーを食べながら、「野菜ジュースをトマトジュースに変えてはどうか?」と思いつくに至った。恐らくは、トマトジュースにすれば酸味の効いた美味しいトマトカレーが出来上がるだろう。
また、野菜ジュースもミネストローネに使うなど、カレー以外の使い道もあるだろう。
今回作った野菜ジュースカレーは、単に今日の空腹を満たして終わるものではなく、今後の新しい料理を生み出す為に良い知見となった。
今後もこのようなチャレンジ精神を持って料理に励んでいきたい。(`・ω・´)
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