炊飯器レシピ
いつぐらいからかなぁ?僕が大学生の頃には既にネットで「炊飯器でカレーが作れる!!」みたいなトピックが注目を集めていた。
その延長線上にある専用器具が電気圧力鍋だ。
用途は、まあ圧力鍋をガスではなく電気で加熱するだけのシロモノであるから、凡そ察しはつくであろう。
この「ガスではなく電気」というのは、日々料理を作る家ではなかなか重宝する。
料理というのは、ガスの方が都合の良いメニューと、電気の方が都合が良いメニューがあり、例えば炒め料理はガス向き、煮込み料理は電気向きである。
もちろん、電気圧力鍋は主に煮込み料理をするための道具だ。
煮込み料理は、沸騰するまでは強火で加熱し、その後は弱火でコトコトと煮込むのだが、コトコトと煮込んでいる間はずっと集中力を切らさず待っていなければならない。
その点、電気圧力鍋はタイマーをセットして以後勝手に出来上がるのを待つだけだから、非常に楽だ。
届いたので早速、簡易ミネストローネを作った。
材料がキチンと揃っていないので、たまたま冷蔵庫にあった野菜をブチ込んでトマト缶をぶっかけてスイッチオン。
完成。
楽ちんである!!
味も普通の鍋で作るよりも野菜の旨味が出ている。
と言うのも、普通の鍋で作る場合は焦げ付き防止や具材に熱を通す為に水をしっかり入れてしまうものなのだが、
電気圧力鍋は無水調理が可能で、水は少な目にして、野菜から出る水分でスープを作ることが出来るからだ。
「圧力鍋」という性質もあり、完全に火が通り切る。
なかなか便利なものを買ってしまったな。(´・ω・`)
まあ、欠点もいくつかある。
まず、封印して煮込んでしまう以上、途中で味見は出来ないよな。
だからおでんとか作って「蓋を開けたら味が薄かった」とかなったらリカバリー不能である。
後は、鍋そのものをドンッとテーブルの上に置く用途にも向かない。
ガスコンロの上に土鍋を配置するような用途で使うものでもない。
インスタントラーメンにも向かないだろう。
つまり、やっぱり「炊飯器の延長」「圧力鍋」という認識で使うべきものであり、普通のガス鍋もそれはそれで必要だ。
それでも、これからの季節は非常に役に立つだろう。
おせち料理に筑前煮とか作ったりとかな。
これで幸福に年を越せそうじゃのう。(´・ω・`)
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