• 2019年8月18日日曜日
ウズマスターの日々
ウズマスターの日々 https://blog.uzumax.org/2019/08/blog-post_92.html

カツ丼大盛り

インスタグラムの為にカツ丼大盛りを注文して、山のように残して帰るタワケがおるそうな。
けしからんこっちゃな。(´・ω・`)

球児のために作った「大盛りカツ丼」 甲子園の老舗食堂がやめた悲しい理由連日熱戦が繰り広げられている兵庫県西宮市の甲子園球場近くにある、超デカ盛りカツ丼で有名な老舗「大力食堂」に、今年、そんな貼り紙が掲げられた。「お腹を空かせた高校球児のために」と1966(昭和41)年の創業以来続けてきた「名物」に何があったのか。高校野球ファンで賑わうお店を訪ねた。

客層コントール


でもこれはBtoCの業務形態の課題である「客層」の話だな。

インスタグラマーのカスの論とすれば「お金を払っているんだから残して何が悪いの?」ということなのだろうが、店からすればそうではない。

店舗経営には「客層」というものが存在しており、この店が年頭に置いている客層は高校球児だ。
マナーの悪いインスタグラマーは招かれざる客であって、お金を出していたとしてもお断りしたい相手である。

飲食店の中には「どれだけ残してもOK」の残飯上等の客層を念頭に置いた店と、そうでない店がある。
記事になっている店はそうではない店の方だから、「お金を払っているんだから残して何が悪いの?」なんて理論は全く通用しない。出入り禁止措置が取られるべき案件だ。

とは言え、現実としてインスタグラマーを見極めて客を選別するのはなかなかの労力だ。
どうやって来て欲しくない客を追放し、来て欲しい客だけに来て貰うか?
この辺りが店舗経営に問われる手腕であろう。

そこで店主が捻り出したアイデアが、インスタグラマーのカス共が集まってくる理由になっていたカツ丼大盛りをメニューから消すことであった。
これによりマナーの悪い連中を駆逐し、元通り念頭に置いている地元の高校球児にとって快適な店に再生することに成功した。

なかなかの英断ではなかろうか。(´・ω・`)

ちなみに、「じゃあ本当にカツ丼大盛りが好きだった高校球児はどうなるの?」という疑義が残るところであるが、僕が察するに、そこは記事の裏を読むべきではないか?

表向きにはカツ丼大盛りはメニューから無くなったように見えるが、実際のところ、高校球児とか顔見知りにだけは、こっそり裏メニューとして提供することは十分に可能だろう。
記事には載ってないだけで、実はカツ丼大盛りは裏メニューとして今でも生き残っているのではないか?

そう推察すると、表向きの口上としてカツ丼大盛りをメニューから排除するだけでマナーの悪い客を追い出すことに成功したわけだから、やはり英断である。

この事からも分かるように、インスタグラムが人気になりマナーの悪い客が来るようになるなど、マイナスの環境変化に対し、対策を取るのは自分自身であるということだ。

世の中がどうだ、会社がどうだ、と環境の悪化に嘆くばかりで自ら行動しない者に幸福は無い

人生の勉強になる良い記事であった。(´・ω・`)

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