元々は僕が教育担当を務めた僕の後輩なんだけどね、退職の運びとなり、「よっしゃ。送別会をやらねばならんな!!」と思ってたら連絡取れなくなってそれっきりになっちまった男。(;´・ω・`)
あの時点で転職先は決まっていなかったし、一体どうなっちゃったのかと気になっていたのだが、本日再開して今は就職もしているようで良かった。
経理
彼は今はSEを辞めて経理・総務の仕事をやってるんだってさ。
元エンジニアの経理、元エンジニアの総務。
悪くないな。
と言うのも、IT業界って「プログラミング言語が……」「クラウド環境が……」「AIが……」みたいな話が溢れてるんだけど、それって手段でしょ?
何か「ITの為のIT」って感じに手段と目的が転倒している人が山のように多い。
そうじゃねえっしょ。
- ウチの仕事をもうちょっと効率的にやりたい。
- エンジニアさん。ITで何とかなりませんか?
と言うように、「ウチの仕事」が最初にあるんだよ。
これを業務知識と言う。
こういう「業務知識」というものに関心を持たず、流行りの技術に目を輝かせているだけの盲目野郎は困ったものだが、
元エンジニアの彼が経理・総務に転身したと言う事は、業務知識という面で優位性を得たことになる。
そして将来はどうなるかと言うと、経理・総務なんて仕事はクラウド化で無くなるんだよ。
専業経理、専業総務は仕事が無くなる。
しかし、元エンジニア経理、元エンジニア総務であれば、自社の業務のクラウド化を推進する主担当というポジションがあるから、仕事が無くなる未来が待っているだけの専業経理、専業総務とは事情が異なる。
先日、損保ジャパンの件でITによって4000人が合理化されたけど、つまり世の中には、
- 合理化する人
- 合理化される人
の二種類がいる。
ならば「合理化する人」の側に立つにはどうすれば良いかと言うと、「元々ITエンジニアだった人が転身して業務知識を得る」は、実に合理的な戦略である。
だから、経理・総務に転職と言うのは、なかなか名案の一手だと思ったな。
僕も現在は36歳でバリバリのエンジニアだから目先は困らないん見通しなんだけど、50歳くらいになって技術的にはそろそろキツくなってきた……な状況に陥っちまう事への備えとして、スキルを業務側に傾けておくのは悪くなさそうだ。
今日は勉強になったな。
このように、ただ「ウェーイw」というだけの飲み会ではなく、知見を得る為の飲み会というのが真実の飲み会だ。
フリーランスというのは寂しい職業だし、実益も兼ねてこういう再会飲み会は定期的にやりたいものじゃ。(´・ω・`)
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