開催の理由
開催することになったのは、僕がフリーランスになることを察知した先輩格の人が「良い機会だから久しぶりに飲み会やろうぜ」と発起してくれたからだ。こういう人生の転機に集まってくれるとは、ありがたいこっちゃ。(´;ω;`)
場所
場所は「餃子屋」と呼ばれる、前職の行きつけの中華料理屋。
たぶん、IT業界はパワーが必要な職種で、女よりも男の方が多いし、そんなこんなでパワフルに肉が食える中華料理屋が趣向に合っているのではないだろうか。
メンバー
飲み会に参加したのは4人。いずれも前職の関係者である。
その1
発起人。
退職したのは僕のすぐ後だから、2012年か2013年に退職だろう。
データベースエンジニア。Oracleのスペシャリスト。
最近転職して、3月から新しい会社で働いている。既婚。
その2
2年前に退職したと言っていたから、2017年退職か。
プログラマー。
今は故郷の北陸に戻って半リモートワークに従事。コストパフォーマンスの良い働き方をしている。
その3
唯一の前職在任。
エンジニアではあるが、一言でスキル的特徴を表現するのが難しい。
色々なシステムの面倒を見ている。
その4:ウズマスター
2012年退職。
業務系Javaエンジニア。
IT業界の切り裂きジャック。最近フリーランスになった。
所感
このメンバーは元々はみんな同じ会社にいたんだけど、7年もすると随分キャリアに個性が生まれてきたな。この4人は、全員が元々は同じ会社の平社員。年齢層も2~3歳くらいの幅に収まっている。ITエンジニアとして持ち合わせているスキル、手腕、そういったリソースという意味ではそれほどの差は無いだろう。
しかし、7年の年月の中で、かなりの違いが出てきている。思うに、これが人の一生を決める決断というものなのではないだろうか。
例えば、だ。
特にエンジニアの中でも僕みたいなプログラマー系の人間はスキル習得に熱心である。
- 最初にJavaを覚えた。
- クラウドインフラの使い方を覚えた。
- 新しいライブラリを覚えた。
もちろん、こういうスキルアップは、決して無駄ではない。しかし、これらは言わばラーメンにトッピングを追加する程度の微細な話で、自分の人生に決定的な影響を与えるものではない。
それよりかは、
- 一社目に在留
- 一社目⇒二社目(故郷リターン)
- 一社目⇒二社目⇒三社目
- 一社目⇒二社目⇒フリーランス
と、この辺り分岐点の方が遥かに大きな影響を与えているように思う。
集まった4人は、全員が元々は同じ会社。同じようなスキル、能力。日頃の努力も同等水準だろう。
しかし、人生の岐路に立った時、それぞれが良く考えて自分の道を選択した結果、現在はこういう結果になった。
人生の岐路においてどう決断するか。これが人間の核心部分ではなかろうか。
単純に目の前の仕事を一生懸命頑張るだけではダメで、人間はどこかで選択をしなければならん。
木を見て森を見ずではダメと言うか、手元で出来るちょっとしたスキル習得に終始し、人生を左右する決定的な決断を疎かにしてはダメと言うか……。
やっぱり人間は目が開いていなければいかんな。(´・ω・`)
ただ「目の前の仕事を頑張っていれば道は開ける!!」程度の考えで目を瞑って頑張るのではなく、ちゃんとよく考えて、自分がどの道を進むかを選ばなければならない。
そういうのは日頃普通に仕事していても分かるものではなく、こういう風に違った人生を送っているメンバーが集まって話をして、初めて気が付くものだ。
そういう意味で、大変有意義が会合であった。(´・ω・`)
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