• 2018年9月9日日曜日
ウズマスターの日々
ウズマスターの日々 https://blog.uzumax.org/2018/09/9999.html

サントリー99.99のレビュー

巷で話題のサッポロチューハイ99.99。

アルコール度数9パーセントでありながら水の様にスイスイと飲めてしまって危険と噂のチューハイだ。

早速僕も買ってきたぜ。
さて、どんなもんかな。



レビュー

まず、この酒はレモンとドライの2種類があるんだな。
最初にレモンを飲む。


確かに水のようだ。レモン水に近い。(;´・ω・`)
続いてドライも飲んでみる。


ドライって言っても多少は味がついていて、ライムっぽいのかな?
やっぱり水。

柑橘水だ。

総評

良くも悪くも「水」だな!!
よくぞここまでアルコール臭を消したものだ。

しかしながら、酒ってのは酔っ払えば良いというものではないからな。
酒には酒の美味しさがある。
だが、サントリー99.99は酒の酒らしさを消し過ぎていて水になってしまっている。

この酒臭さの消去技術には目を見張るものがあって、これほど消された酒は過去に飲んだことが無い。
アルコール界の一翼たる大企業サントリーの技術力を見せてくれた。

だが、これはちと酒が酒の何たるかを置き去りにし過ぎたのではないかな?

酒ってのは酔っ払えば何でも良いというものではない。
酒が好きな人間は酒を飲んだという満足感を求めている。

僕が飲んだ所感としては、満足感を得ないままアルコールが回ってしまったという所だ。
酒が酒たる美味しさというものが無い。

これは酒に飲み慣れていない人間。例えば二十歳になったばかりの女の子に飲ませる為にはこれ以上のアイテムは存在しないだろう。

しかしながら、僕のように普段ウイスキーとかも飲んでいて、酒の酒たる酒らしさ、満足感を得たいと思っている人間にとっては肩透かしされたような味である。

酒ってのは難しいな!!
酒らしさを強く出すと臭くて飲み辛くなってしまうし、酒らしさを消し過ぎると味気なくなってしまう。

この相反する要件のバランスを維持しなくてはならない。

このバランスという点では、同社のストロングゼロドライの方が上だ。



って、両方ともサントリーなのか。
サントリーの技術者半端無ス。(´×ω×`)

酒界で一番勢いのある企業だ。
大企業がイノベーションを巻き起こしておる。恐ろしス。(;´・ω・`)

まとめ

サントリー99.99は酒の味を余りにも消しすぎていて、飲みやすさと引き替えに味気無さを感じてしまう。

ベースとなっている酒の素材の味を消すのではなく、活かす。
そういった味付けにしてくれれば絶大な支持者を得られるのではないか。

今後の更なる開発改善に期待したい。

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