ハニーと自由が丘にお出掛けしてきた。
自由が丘……。全く縁が無かったな。
どんなところかも良く分からんので行ってみたが……、男の来る所じゃねえな。
ここは女の街だ。
街全体がお洒落なのよ。
お洒落で小綺麗で小さな店舗が上品に並んでいるイメージ。
一応、焼き肉屋とか中華料理屋とかもあるんだけど、やっぱりどこか上品な外観になっている。
銀座みたいに気合い入ったバブル系の女がいるイメージではなく、上品でお淑やかな女性が紅茶とかを嗜みに来ているような、とにかく静かで上品な街。
僕とはサッパリ縁の無い雰囲気の場所だったから表現が難しいが、そうだな。
「お淑やか」って表現が一番着地すると思う。
ともかく僕はハニーに連れられ、ピーターラビットカフェへ。
ピーターラビットってのはイギリスの有名な童話のうさぎのキャラだな。
店内のあちこちにぬいぐるみが置かれていて、絵本の中に入ったような雰囲気の店だ。
席に座ってメニューを見る。
ハンバーグとかスパゲティとか可愛らしいメニューが多い。
ランチメニューを頼んでサラダを見れば、ダイコンがウサギの形に切ってあったりするの。
言わば大人のお子様ランチよ。
男の場合、食事ってのは「味」と「量」だろ?
この店の場合は「味」と「見た目」だ。料理の一つ一つに可愛らしい細工が入っている。
可愛らしい細工の一つ一つを目で見て楽しみながら食事する。
そういう店なわけだ。
店員はメイド服。不思議の国のアリスみたいな格好をしている。
客層はと言うと、まずカップル。
でもお淑やかな街である自由が丘の店だけあって、下品なカップルはいないのよ。
後はママ会。子連れの主婦みたいな二人組がいたな。
あと、老婆。婆さんが来ている。
これもやっぱりヨボヨボの汚いババアではなく、身なりの整った貴婦人風なわけよ。
こういう客しか来ないように客層がコントロールされているんだろうな。
上手く出来てる。
いやはや、世の中にはこういう場所もあるんだな。
僕は居酒屋で山盛りの唐揚げをガツガツ食いながら酒飲むのが好きなタイプなわけだが、
偶にはこうして珍しい環境に身を置いて見聞を広めるのも悪く無いわい。(´・ω・`)
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