随分とブログ更新が滞ってしまったな。(;´・ω・`)
忙しすぎてマジ書く時間が無かった。
ツイッターすら出来なかった。
3週間くらい連続で終電ってだけでなく業務時間中もずっとバタバタで休日も出勤と、
とても業務以外の活動をする余裕なんぞ無かったぜ。
始まりは遡ること4月なんだけど、複数の会社が連合して行う超ビッグプロジェクトに我がチームも参加することになった。僕はチームリーダーのポジションだ。
しかし、この超ビッグプロジェクトは最初から雲行きが怪しくて、
「要件が決まっていないのに見積もりを作る」
「要件が決まっていないし納期も決まってないけどスケジュールは立てる」
「納期だけ先に決まって要件は決まらない」
みたいに、何がやりたいのか分からんうちに動き出してしまって収拾ついてなかった。
僕はその超ビッグプロジェクトの枝葉の部分、アンドロイドアプリ開発を担当した。
要件不明で開発しなきゃいけないから非常に危ない橋である。
我がチームは4~5人の小規模開発だから、序盤から中盤まではパワーとスピードで辻褄合わせてたんだけど、終盤になって力及ばず遂に炎上してしまったぜ。
スケジュールが押しているだけでなく、ミスや見落としも連発してマジ悪循環に陥ってたな。
しかし、最終的には何とか押し込んで納品した。
チームが小規模だったことに救われたな。小規模だったから僕が休日出勤してガンッ!!とやって辻褄合わせて軌道修正という荒技が通用したけど、大規模チームだったら壊滅だったわ。
メンバー個人個人が心眼で辻褄合わせるんじゃなくて、ちゃんと安定したテクニカルなチーム運用を勉強しなきゃいけないな。(;´・ω・`)
一方、小規模で何とか押し込んだ我がチームと違い、本体の方はマジでヤバい気配を感じる。
情報が錯綜してマジ混乱してたからな。
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(゚Д゚)「本体から各位へ。サーバの準備が整った。システムテストを開始してくれ」
(´・ω・`)「???ログイン出来ませんが?」
(゚Д゚)「聞いてみる。しばらく待っててくれ」
……2時間経過……
(゚Д゚)「担当者に連絡が付かない」
(´・ω・`)「そうですか。分かったらまたご連絡を」
……3時間経過……
(゚Д゚)「分かった。サーバを起動しただけでデータが入っていなかった」
(;´・ω・`)「!?」
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ってのが一回や二回じゃなかったからな!!
一番酷いと思ったのが、
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(゚Д゚)「ハッキリしたことは分からないのだが、今週の金曜日にモジュールを適用するから、土曜日からシステムが使えるようになるはずだ」
(´・ω・`)「分かりました。詳細が分かったらご連絡下さい」
……1日後……
(´・ω・`)「どうです?土曜日からシステムが使えるなら、僕は休日出勤して頑張りますよ?」
(゚Д゚)「いや、ちょっと待て。ハッキリしたことは分からん」
(´・ω・`)「そうですか」(情報連携が上手くいってないんだな……)
……1日後……
(´・ω・`)「どうです? 金曜日リリースは決行ですか?」
(゚Д゚)「いや、リリースはするのは間違い無いんだが、本当に使えるかどうかは……」
(´・ω・`)「はい?」
(゚Д゚)「いや、だから、予定通りリリースはするけど、品質がボロボロだから本当に使えるかはちょっと……」
(;´・ω・`)「!?」
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これ聞いた時はマジ終わってるって思ったな!!
『システムが使えるのか使えないのか、ハッキリした事は分からない』
という言葉の意味が、
「情報連携に不備があって正確な情報を掴めていない」
という意味だと思ってたら、実は
「品質がボロボロだからモジュールを適用した所で本当に使い物になるかどうかは分からない」
だったという。
些細なことは気にしない僕でも、流石にこの有様は衝撃的だった。
これが本当の炎上って言うんだ!って感じ。
ちなみにこの時、一応モジュールは土曜日にはちゃんと動いた。
JavaScriptがバグってたけど、機能は使えた。
だから最低ラインはクリアしていたってことになるのがせめてもの救い。
いやぁ、しかし、あの混乱ぶりは半端無かったな。
とにかく、プロジェクト全体はどうなるか分からんが、僕の守備範囲は納品済み。
さっき受け入れ試験をやっている人から電話があって、指摘事項が3つ出て来てしまった。
「あちゃー、ミスっちまったな」とは思うが、どれも軽微な修正で済む内容だし、危機は乗り切ったと考えて良さそう。
だが、こんな危ない橋を何度も渡るわけにはいかないな。
次は今回の反省を生かし、リスク回避も踏まえた開発姿勢というものを身につけようと思う。
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