NECのリストラ面談やり取り生々しく再現 「会社って、ここまでするのか…」
NECが募った1万人規模の希望退職について、しんぶん赤旗が面談の「一問一答」をリアルに紹介して反響を呼んでいる。これでは、面談する側もつらいのではないかというのだ。
「今の職場で今のまま業務を続けてもらうのは難しい」
「残って今の仕事を続けたい」
赤旗の2012年10月9日付記事では、100回ほども繰り返されたというこのやり取りなどが、禅問答のように続いていく。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121010-00000007-jct-soci
世の中キビシスっていうか、地獄だな、こりゃ。(´・ω・`)
希望退職することを「特別転進」と称するって、誰が考えたんだ、コレ。
第二次世界大戦中、敗色濃厚の旧日本軍が戦場から撤退するとき、退却という言葉を使わずに「転進」という言葉を用いたと聞くけど、全く同じノリだな。
敗戦確定ナリ……。
僕が過酷だと思うのは、互いに本音が見え透いていながら、本音を言わずに応酬しなければならないという、極めて不毛な状況に陥っているということだ。
(`・ω・´)「(本音では即刻クビにしたいんだけど、クビだと退職金を割り増ししなきゃいけないし、労働基準法でも不利になってしまうから)自分から進んで会社を退職し、新しい道に挑戦してみないか?」
(´・ω・`)「(本音では即刻クビにしたいんだろうけど、この歳で転職先なんか見つかるわけないし、もし見つかってもワーキングプア。俺だってこんな状況で働きたくないけれども、自分が食っていくためには仕方が無いので、嫌々だけど)このまま会社に残って仕事させて下さい」
面談と言っても、やってることは相談ではない。
先に根負けした方が負けっていう消耗戦だな、こりゃ。
僕も前職を辞める時のボーナス闘争がこんな感じだったからな。
『本当はボーナスを払いたくないって理由なんだけど、それを言っちゃうと色々と問題になるので、何とかそれを言わないでボーナス支給日より前に辞めさせる』という謀略があって大変だった。
で、仮にこのリストラ候補者(´・ω・`)が退職を断固拒否して会社にしがみついて残ったとしても、不良債権のレッテルを張られたようなもんだろ。
残ってても生産性は激烈に低下しているんじゃないか?
極端な話、「給料泥棒と呼ばれても構わん!!」みたいな姿勢に硬化させてくるかもしれないし……。
こんな人が『40歳以上の社員』という「目上の層」に大量出現しちまうわけか。
リストラ対象外である若手のモチベーションも下がっちまうだろ。
想像しただけで欝だな。
思うのは、やっぱ人間に必要なのは「スキル」とか「コミュニケーション能力」とかそういうのではなくて、
「サバイバリティ能力」だってことだな。
僕も今やハニーがいることだし、どう転んでも何とかなるようにしておかなければならんな。(´・ω・`)
2 件のコメント:
俺の前会社
最後はこんな感じだったです
結局こっちが丸め込まれて
自己都合退職さすように
仕向けられたけど・・・・・・
特にリーマン破綻
→退職日までの10日間は
地獄と言うより他なかった
(連日のように嫌がらせ染みた事言われまくった)
労働局行っても相手が取り合ってくれないのは
目に見えてたからなぁ・・・・・・
切なら切るで、せめて整然とやって欲しいわ。(´・ω・`)
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