仕事としてると、ほんの些細なことで「あっ、この人ダメだ」と見放すような悟りを開いてしまうのが我ながら罪深い。(´・ω・`)
本当にちょっとしたことなのよ。
客先から問い合わせがあったんだけどね、
(´・ω・`)「本件の問い合わせにつきましては、本番環境の設定を確認する必要があります。設定が有効であれば我々のシステムに影響があります」
( ゚Д゚)「影響アリということでしょうか」
いやいや。(;´・ω・`)
この文脈で理解出来なかったか。
最後の一文で頭が一杯になってしまったんだな。
見直すと確かにちと言い回しが小難しいかも。
「設定が有効であれば我々のシステムに影響があります。(設定が無効であれば影響ありません)」と全量を言わず、省略した部分があるしね。
だから省略した部分を補足する意味で、
(;´・ω・`)「いえ、設定が有効であれば影響アリ。設定が無効であれば影響ナシ。つまり、本番環境の設定を確認するまで回答は保留とさせて下さい」
(; ゚Д゚)「なるほど」
と後続する。
これだけの些細な話なんだけど、この僅かな会話で、「あっ、この人ダメだ」と思ってしまった。(´×ω×`)
いや、普段からスキル難が言われている人なんだけど、僕としてはまだ慣れてないだけでそのうち上手くやれるようになるだろう、と楽観的に考えていたのだが……。
こんな些細なことで僕の信条が崩れた。
この人は、2つの文章を同時に投下すると、前半が流れてしまって、最後の一文しか頭に入らない頭脳をしているんだ。
(;´・ω・`)
これね~、僕だったら小学校の頃でも対応出来たと思う。
技術的要素うんぬんなんて無い、ただの会話じゃない?
これが出来ない人がいるんだなぁ~。(;´・ω・`)
「本番環境の設定を確認する必要があります」、という前半の脈絡が消し飛んじゃってる。僕だったら幼稚園であっても直前の言葉が消し飛ぶことは無かったと思う。
仮に混乱しちゃったとしても、僕だったら、
(; ゚Д゚)「あれ、すいません。ちょっともう一回。うぽぽ」
くらいは言えたと思う。
分からない事を表明することも出来ない。
決して嘘つきではないが、真正直に言葉を出せるタイプでもない。
何か気まずさを悟って言葉を詰まらせるくらいの嗅覚はある。
ボヤァっと何か変な言葉を発して無駄に話を長引かせる。
つまり、日本語の認知能力が著しく低くて、頭に霧が充満しているような状態なんだろうね。
だからボヤァッと白でも黒でも灰色でもない、ただただ変な言葉ばかり使う。
絶妙に手間ばかりかかる。
結局、僕がどうしたかと言うと、
STEP1.本番環境の設定を開く
STEP2.設定の○○の値がONかOFFかを確認する
STEP3.ONだったら影響アリ、OFFだったら影響ナシ、が結論
STEP4.結論を先方に返答して完了
と、頭からお尻までの作業のロードマップを箇条書きにして示すことで采配を行った。
って……。(;´・ω・`)
僕はこういうのに寛大な性格しているから、相手の性質を個別に見極めて、相手に伝わるように話し方を変えるという対応も行っているけど。
ハッキリ言って、僕以外の人はここまで丁寧な対応はしないと思う。(;´・ω・`)
いや、むしろ間違っているのは僕の方だ。
「そこまで世話を焼く必要は無い。ウズマスは怒るべきだ」という声の方が正当であるとさえ思う。
まあ、そこは僕の性格の弱点で、分かっていても、どうもそうやって切り捨てるのは気が進まなくて現在に至るんだけど。(;´・ω・`)
しかし、僕の常識を外れるほどの日本語認知能力の低さというのは、どうしたものか。
こんなに頭の悪い人がIT業界いるのか!!
とショックを受けてしまった。
しかも身近に。
う~ん。(;´・ω・`)