佐川急便は21日、業界初となる宅配便の24時間対応の電話集荷サービスを東京都内の一部地域で始める。
午前3時までに集荷の電話をすれば同日中に全国主要都市に配送できる。
ライフスタイルの多様化から都心で深夜帯の集荷要望が相次いでいるのに対応する。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD190EJ_Z10C12A6TJ0000/
佐川急便が集荷の24時間サービスを始めるらしい。
ヤフオクやっている身としては夜間帯でも集荷してくれるのは便利だと思う。
小型の品物なら自分でコンビニに持っていって発送だけど、
大型だと集荷を依頼せねばならん。
そういう時、仕事で忙しいと平日に対応出来ないから、発送は次の土曜日ってことで今までやってきた。
それが平日に発送出来る様になるわけだ。
非常に助かる。
受け取る側の視点では、夜中にネットで注文した商品が今までより1日早く届くようになるかもしれないな。
しかしこれ、従業員の方は大丈夫なんかって心配になる。
「深夜対応専用のドライバーを5~6人確保」って書いてあるけど、
これって詳しくはどういう意味なんだろう?
『今まで業務に従事してきたドライバーとは別に、新しく5~6人を雇用して、その中から深夜部隊と昼間部隊を編成する。』
って意味ならまだいいけど、
『新規雇用は行わず、今まで業務に従事してきたドライバーから5~6人を深夜に割り当て、残りのドライバーが昼間を担当する。』
だったらドライバー死ぬな!!
僕の予想としては、
『深夜サービスは決まったから、ドライバーを深夜部隊と昼間部隊に分けるシフト制は確定。ドライバーはこれから追加募集するが、人が集まるかどうかは採用活動の進捗次第』
って所かな。
まあ、どっちにしろ、今まで昼間だけ働いていたドライバーが、シフト制で夜も働くようになるってのはほぼ確定だろう。ドライバーキビシス。(´×ω×`)
しかしこれ、ちゃんと実現可能なんだろうな。
「ドライバーが居眠り運転して事故って荷物全損」とか起きるようでは本末転倒だろう……。
SE業界でも似たようなことが起こりがちで、
①目標が最初に決まっている。(例:納期、工数、品質を厳守)
⇒仕事を受注するためにクライアントにリップサービスして、厳しい条件になる。
②目標が決まった後から、それを実現する方法を考える。
⇒条件に無理がありすぎて実現不能という事態になる。
③壊滅。
⇒納期を延期。
⇒工数が足らず赤字。
⇒やっつけで済ませて品質ボロボロ。
まあ、流石に納期、工数、品質、全てがクラッシュしたプロジェクトは今まで体験してねーわ。
精々がどれか1コ犠牲、しかもギリギリ許容範囲内で何とかなってきている。
しかし、世の中には完全クラッシュしてしまうこともあるようだ。
・ユーフィット
・IBM
死ぬ気で働いて働いて働いた結果、
実現出来なくて違約金だの罰金だの敗訴だの、とんでもねえな!!
「実現出来ない公約を出して、とりあえず選挙では票を集める。⇒実現出来ませんでした」
「実現出来ない契約を取り交わして、とりあえず仕事は受注する。⇒実現出来ませんでした」
完全に同じ構図だろ。
牛丼業界もどうせ同じだろう。
「激烈なる値下げ競争をして、何を犠牲にしてでもとにかく客を集める。⇒食中毒。」
とかなるんじゃないかと、マジ心配だわ。
企業年金も利回りが達成不能になって配当減額とかになるし。
世の中みんなこの調子なんだな。
厳しい世の中じゃ。(´・ω・`)