技術士二次試験、情報工学部門、ソフトウェア工学コース。これで三度目の受験だ。去年は論文は通ったんだけど口頭試験で落ちちゃったからなぁ。(´・ω・`)
さて、三度目となる今年も懲りずに挑戦したのだが、今までで一番アカンかった。(;´-ω-`)
出題傾向か変わり過ぎてない? どないせいっちゅ~ねん。
全体的傾向
総じて言えるのが、「AIとか技術の最新化寄り」の問題が多い事。もう一つが、「具体例を自分で挙げろ」という問題であること。
「生成AIを活用する具体的な情報サービスを想定し、その構築や運用を行う立場で以下の問いに答えよ」
とかね。
生成AI?
最初に頭に思い浮かんだのが「画像生成」であるが、ChatGTPも「文章生成AI」であるから、生成AIの一種である。
まず「生成AI」とはどこまでの範囲を言っているのかが不明瞭。例えばAmazonのヘルプチャットで質問したら返事くれるアレも「回答生成AI」で良いのかしら?
まず題意で悩む。
これらを活用する具体的な情報サービス……。
いやぁ……。まあ、例えば画像生成AIを導入したWebサイトを構築するとするじゃない?
でもAIと言えば豪華だけど、その実態は既に公開されているライブラリを導入して呼び出すだけだろう。
AI本体を作っている人は大したものだけど、それを利用する側は別に論ずるほどの話でもないと思うのだが。
まあ、それでも書かなきゃいけないから「AIのライブラリはアップデートが続く将来が想定されるから、自社のソースとはサーバを分けてアップデート時はAIを動かすサーバだけに影響範囲が留まるようにしなきゃいけない」とか、そんなことを書いたが。
何だろう?
問題文は如何にも「最新技術要素を踏まえろ」という感じになってるんだけど、それを試験問題の範囲で時間内に論文にするのは厳しいのではないか?
基本的にAIを使うと言っても「WebAPIで他社AIサービスを呼び出す」とか「AIライブラリをキックする」とか、使う側は地味な作業を行うことになるし、AIの中身を理解している必要など全く無い。
でも問題は「最新技術」。
「ChatGTPのAPIにリクエストを投げれば返事が戻ってきますよ」
「他サービスとの接続部は疎結合にしましょう」
「レスポンスが遅い事が多いからloading画像を出すなどインターフェースを工夫しましょう」
これが最新技術かね?
何なんだろう? どういう話を回答して欲しい問題なのか、本当に分からんかった。
個人的な話
さて、今回は3回目の挑戦だったが、3回目が一番ダメとは、参ったな、こりゃ……。
去年は論文は合格してるのにね。
実はストレス起因なのか、今回は体調が非常に悪くて、土曜日の夜に嘔吐する程の超絶体調不良だった。
試験中は気力があったから平気だったんだけど、終わって帰り道の電車の中でまた嘔吐しそうなくらい体調が悪くなっちゃって。
その日は何も食べずにそのまま寝たわ。(´・ω・`)
さて、今、身辺を振り返ってみると、掃除もしていないし、洗濯もしてないし、体調は悪いし、食事は喉を通らない。
これで三連休が終わってしまって、もう通常労働に戻らなければならない。
参ったな、これは……。
来年もチャレンジするとして、受験を続けていくには生活環境の見直しが必要か。
負担も大きい試験だ。かつての中国の「科挙」という試験も、結局は家庭の事情とか勉強を続けられるだけの経済力とか、そういうのが伴っていないと受験以前の問題だったと聞く。
こっちも長期戦になりそうだから、勉強以前の身辺の問題から整えていく事が大事になりそうだな。(´・ω・`)
0 件のコメント:
コメントを投稿